北海道や東北北部に雨雲や雷雲 激しい雨・落雷・突風・ひょうに注意
2023年10月19日（木）8時28分 tenki.jp
きょう19日、北海道や東北北部に雨雲や雷雲がかかり、一部で発達しています。北海道では大気の状態が非常に不安定で、昼頃まで局地的に激しい雨が降りそうです。東北北部も雨や雷雨のエリアが広がるでしょう。落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。
北海道と東北北部に雨雲や雷雲
きょう19日、寒冷前線が北海道に近づいています。
午前8時現在、北海道や東北北部には雨雲や雷雲がかかっており、一部発達した雨雲も見られます。1時間に北海道積丹町美国では11.0ミリ(5時51分)、青森県五所川原市相内で11.0ミリ(7時40分まで)のザーザー降りの雨となりました。
急な激しい雨・落雷・突風・ひょうに注意
このあと、寒冷前線が北海道付近を通過する予想です。前線に向かって暖かく湿った空気が流入し、上空に寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
北海道の南西部や北部では、雨や雷雨で昼頃まで雷を伴って激しい雨の降る所もありそうです。東部も午後は一時的に雨や雷雨になるでしょう。東北北部も日本海側から雨のエリアが広がるでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意が必要です。等圧線の間隔が狭く、風も強まるでしょう。横殴りの雨になる所もありそうです。
激しい雨とは?
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。
関連記事（外部サイト）
