非常に強い台風21号が北上 小笠原諸島は暴風域から抜ける
2019年10月24日(木)16時10分 ウェザーニュース
2019/10/24 16:04 ウェザーニュース
10月24日(木)15時現在、非常に強い勢力の台風21号(ブアローイ)が小笠原諸島の北を北上しています。小笠原諸島は父島など大部分が暴風域から抜け、風雨の峠を越えています。
▼台風21号 10月24日(木)15時
存在地域 父島の北北東約150km
大きさ階級 //
強さ階級 非常に強い
移動 北北東 30 km/h
中心気圧 955 hPa
最大風速 45 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 60 m/s
台風は勢力を弱めながら北上を続け、26日(土)には日本の東の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。
本州は別の低気圧の影響で大雨警戒
予想降水量
本州への台風の直接の影響はないものの、別の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで大雨のおそれがあります。多い所では総雨量が200mm前後に達する見込みです。
台風15号や台風19号の被災地では復旧作業に支障が出るほか、洪水による浸水や土砂災害等が発生するおそれがあります。無理に復旧作業を進めることはせず、しっかりと安全確保をしてください。
また、西日本から東北にかけての太平洋沿岸は高波にも注意が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風21号の名前「ブアローイ(Bualoi)」はタイが提案した名称で、お菓子(デザート)の名前からとられています。