遅れている初雪 来週は東北も続々

2018年11月15日(木)15時48分 tenki.jp

北海道では記録的に初雪が遅くなりましたが、東北北部でも、平年に比べると初雪が遅れています。この先は、繰り返し寒気が流れ込みやすくなって季節は大きく前進するでしょう。いよいよ平地にも、遅れていた雪の季節がやってきそうです。

遅れている初雪もうすぐか

東北北部でも、今のところ初雪が少し遅れています。平年日は青森で11月6日、秋田では11月13日、盛岡では11月8日で、昨年は11月16日に、山形を含む4地点で初雪を観測しました。ところが、今年はまだはっきりとした雪の気配は見えていません。この週末以降は、寒気は段階的に流れ込む予想となっていて、遅くても来週末の3連休までには、東北地方の平地にも雪の季節がやってくるでしょう。記録的に初雪が遅くなる、ということはなさそうです。

遅れている初霜もいよいよ

初霜も各地で遅れています。平年日は盛岡で10月22日、青森で10月29日、山形で10月30日、秋田・仙台・福島は11月10日前後で、10月に観測されてもおかしくない初霜ですが、今年はまだ東北地方では観測されていません。15日朝は、岩手県を中心に氷点下となり、今季一番の冷え込みとなった地点も多くなりましたが、あすの朝も寒気や放射冷却の影響で寒くなるでしょう。盛岡で1度など、内陸を中心に冷え込みが強まる予想となっています。霜がおりてもおかしくない寒さですので、農作物の管理にはご注意ください。

日曜日は七五三日和

東北地方で天気が崩れるのはあす16日(金)夜から17日(土)朝にかけてとなりそうです。寒冷前線が通過するため、広い範囲で雨が降り、雷が鳴ったり、雨脚の強まる所もあるでしょう。この雨の後は、北海道を中心に強い寒気が流れ込む予想となっています。週末は、北海道では平地でも積雪となることが予想されていますが、東北地方では雨は止んで、曇り空が優勢となるでしょう。18日(日)は天気は回復して晴れ間の出る所が多い予想です。南岸を進む低気圧の影響で、朝は東北南部にも雨雲がかかりそうですが、日中は止んで、七五三日和になる所が多いでしょう。傘を持たずにお参りできますので、思いきり写真撮影も楽しめそうですね。

来週は東北にも雪の季節が

次に崩れるのは19日(月)から20日(火)にかけてとなりそうです。広い範囲で雨が降り、海上を中心に風も強まるでしょう。雨が降るたびに、次々と寒気が流れ込みやすくなります。来週は一層強い寒気が入るため、東北の平地で雪が降ってもおかしくありません。来週末は、23日が勤労感謝の日で3連休ですが、遅くてもその頃までには、いよいよ東北地方も雪が降るほどの寒さになりそうです。タイヤ交換がまだの方は急ぎましょう。これまでよりも厚手のコートが必要になりますので、冬物の準備を進めていくといいですね。

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