インフルエンザ患者数は減少 昨年同時期と比べると約200倍

2023年11月17日(金)16時0分 ウェザーニュース

2023/11/17 15:37 ウェザーニュース

今日11月17日(金)、厚生労働省は2023年11月6日〜12日のインフルエンザ発生状況を発表しました。
この1週間における定点医療機関からの報告数は「85,766人」でした。前週よりも1.8万人ほど減少しました。それでも昨年同時期の報告数412人に比べると、およそ208倍となります。
都道府県ごとに見てみると、一部では前週より患者数が増加している地域もあり引き続き油断はできません。

学級閉鎖なども減少

例年、インフルエンザは12月頃から流行し始めますが、昨年から今年にかけては散発的に流行があり、2023年9月時点で2万人を超える患者数が報告されていました。東京都は、9月12日にインフルエンザ流行注意報を発表しています。
10月中旬からは学年閉鎖や学級閉鎖になる施設が急激に増加していたものの、今回の期間では大幅に減少し、インフルエンザによる休校を含む対応が取られている施設は全国で3,668となりました。

感染予防として効果的な手の洗い方

インフルエンザは、例年であれば年明けにかけてさらに患者数が増える傾向があります。今回は大幅に患者数が減少したものの、今後も引き続き、こまめな手洗い、消毒、咳エチケット等を継続して、感染予防に努めましょう。
過去にウェザーニュースが医師に伺った、効果的な手洗い方法をご紹介します。
1、両手を水で洗う
2、石鹸を手に取って泡を作る
3、手のひらを洗う
4、指の間も洗う
5、手の外側も洗う
6、指の先、爪も洗う
7、親指のつけ根を洗う
8、最後に手首を洗い、水ですすぐ

石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。

出典
厚生労働省HPより

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