東海 25日は師走並みの寒さと飛騨北部は積雪に注意 来週は寒気居座り本格的な寒さ

2023年11月24日(金)15時17分 tenki.jp

東海地方は、あす25日が寒さの底で、各地で師走並みの寒さとなるでしょう。寒気はすぐに抜けるものの、来週半ばから再び寒気が入り、しばらく居座る見込みです。本格的な寒さの前に、暖房器具など冬支度がまだな方は早めの備えが安心です。

名古屋は最高気温19℃超えも気温急降下 あす25日は寒い

日本付近は冬型の気圧配置が強まってきていて、きょう24日午後の東海地方は、沿岸部の所々で風速10メートル以上のやや強い風を観測しています。東海地方の上空には、徐々に寒気が流れ込んできています。今回の寒気のピークは、あす25日の未明から朝にかけてとなりそうです。
【25日(土)】
冬型の気圧配置が続き、太平洋側の地域では大体晴れるでしょう。多少低い雲が流れ込んだり、静岡県では局地的な前線の影響で雲の広がる時間がありますが、大きな天気の崩れはない見込みです。一方、飛騨北部では朝にかけて雪が降りやすく、積雪となる所があるでしょう。日中は雪が止んで、日差しが戻る見込みです。
【26日(日)】
冬型が緩み、高気圧に覆われるため、愛知県や岐阜県、三重県では穏やかに晴れそうです。静岡県では、朝まで雲の多い所がありますが、局地的な前線の影響が次第に小さくなるため、日中は広く晴れるでしょう。
寒気の影響は一時的ですが、特に、あす25日は師走並みの寒さが予想されます。あす25日は風も強く吹くため、体感的には気温よりも寒く感じられるため、暖かくしてお過ごしください。

飛騨北部:雪の見通し

飛騨北部では、今夜から雪の所が多くなり、あす25日の朝にかけて雪が続き、積雪となる所があるでしょう。北陸との県境付近は、雪の量がまとまりそうです。日中は雪雲の流れ込みは弱まり、日差しが戻る見込みです。
なお、あす25日の朝は、飛騨市や高山市、白川村など飛騨北部では、氷点下の冷え込みが予想されます。積雪や路面の凍結による道路状況に十分注意が必要です。スタッドレスタイヤやタイヤチェーンの装備を忘れないようにしてください。
※24時間予想積算降雪量は、「雪が降る量」を表しています。「雪が積もる量」は、これよりも少なくなりそうです。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

週間天気 寒暖差大 来週半ばから寒気居座る

この先、日々の寒暖差が大きいでしょう。週明けは穏やかに晴れて小春日和となりますが、29日(水)以降は、再び冬型の気圧配置となる見込みです。29日(水)以降12月はじめにかけては冬らしい寒さが続くでしょう。
太平洋側の地域でも、晴れても時折り低い雲が流れ込む見込みです。飛騨北部など山間部では雪の日が増え、まとまった積雪となる可能性があります。除雪や防寒グッズを早めに用意しておくと安心です。

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