沖縄・奄美地方の桜開花予想 1月中に開花ラッシュか

2023年12月7日(木)12時0分 ウェザーニュース

沖縄・奄美地方の桜開花予想2024年

2023/12/07 12:00 ウェザーニュース

桜というと多くの方は3月中旬から開花が始まるソメイヨシノを思い浮かべるかもしれませんが、沖縄や奄美では冬のうちから特有の桜であるヒカンザクラやカンヒザクラが咲き始めます。
ウェザーニュースでは、沖縄や奄美地方のヒカンザクラ・カンヒザクラの開花予想を発表します。

開花するのはいつ頃?

11月は高かった気温がようやく下がり、平年並〜やや低めになりました。ただ、12月〜2月にかけて気温は再び平年より高くなる予想で、休眠打破への影響が懸念されます。
今シーズンは宮古島から開花が始まる予想ですが、過去の暖冬の年は開花日のばらつきが大きく、予想より大幅に遅れる可能性もあります。
その他の島でも1月中旬以降、順次開花を迎える予想です。
▼各地の開花予想日(開花予想時期)
名瀬:1月21日(1月中旬後半〜下旬前半)
那覇:1月17日(1月中旬)
南大東島:1月26日(1月下旬)
石垣島:1月25日(1月中旬後半〜下旬前半)
宮古島:1月7日(1月上旬後半〜中旬前半)

沖縄・奄美地方の桜の特徴

桜の開花と気温の関係

桜の開花には、暖かさだけではなく冬の寒さが必要です。
桜の花芽(生長すると花になる芽)は気温の高い夏に作られ、冬になると休眠して一旦生長が止まります。そして一定期間、低温にさらされると花芽が休眠から目覚め(休眠打破)、その後は開花に向けて再び生長を始めて、つぼみが膨らみやがて花が咲きます。
休眠打破のためには、ソメイヨシノでは5℃前後、ヒカンザクラでは15℃程度の低温に、一定期間さらされる必要があると言われていますが、休眠打破後のヒカンザクラはソメイヨシノほど気温に敏感ではなく、沖縄の冬の平均的な気温で順調に生長していきます。
早めに桜を楽しみたい方は、沖縄や奄美地方に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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