週間天気 大晦日は全国的に雨で荒天か 年末年始は寒さ緩む

2023年12月27日(水)6時0分 ウェザーニュース

2023/12/27 06:01 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・北日本は短い周期で雪や風が強まる
・大晦日は広く雨で荒天のおそれも
・年末年始はこの時期としては気温高め

年末は大晦日に広範囲で雨が降り、風も強まる見込みです。年始にかけてはの気温は平年よりも高い日が多く、寒さは緩みそうです。

北日本は短い周期で雪や風が強まる

北日本は短い周期で低気圧が通過する見込みです。
今日は一時的に冬型の気圧配置となり午前を中心に北日本日本海側で雪や風が強まります。明日28日(木)はいったん冬型が緩むものの、夜から明後日29日(金)にかけて低気圧が北日本を通過し、そのあとは29日(金)は再び冬型の気圧配置となります。
31日(日)大晦日も天気が崩れる予想で、北日本では天気の移り変わりが早い年末となりそうです。

大晦日は広く雨で荒天のおそれも

予想天気図 31日(日)9時

太平洋側の各地では年末にかけては日差しの届くところが多くなります。関東では沖合に低気圧ができ、雲の広がる日がある見込みです。
31日(日)大晦日頃には複数の低気圧が発達しながら日本列島付近を通過する予想となっています。そのため広範囲で雨となり、暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧や前線の周辺では雲が発達する見込みです。東北や北海道の一部でも雨となり、雪の積もっている地域では路面状況の悪化や落雪などに注意が必要です。低気圧が発達するため風も強まり、荒れた天気となることも考えられます。
まだ、低気圧のコースや通過タイミング、発達の度合いなどに不確実性があります。帰省や旅行などで移動をする方は最新の気象情報をこまめにご確認ください。

年末年始はこの時期としては気温高め

この先は気温が平年並みか高めの日が多い予想です。特に29日(金)以降は例年よりも寒さが緩み、西日本や東日本では最高気温が15℃近くまで上がるところがあります。
暖かいとまではいえずとも、先週の厳しい寒さから比べると過ごしやすく感じそうです。年末の買い出しや大掃除など、いつもの年よりは動きやすいかもしれません。
ただ、朝晩は寒くなるため、初詣参拝などは暖かい服装でお出かけください。

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