冬の嵐の大晦日 北日本で雨や雪が降り、風も吹き荒れる

2019年12月31日(火)10時0分 ウェザーニュース


2019/12/31 10:32 ウェザーニュース

今日31日(火)大晦日は発達中の低気圧や前線の通過に伴い、北日本で雨や雪が降り、全国的に風が強まります。冬の嵐の大晦日となる見込みです。
すでに北海道は上空に寒気が流れ込んでいるため、雨から雪に変わっている所が増えてきました。9時の段階で、道東の各地や道南の沿岸で雨になっている一方で、日本海側や道央、道南の内陸部は雪が降っています。東北も北部の山間部は雪です。
寒気がさらに南下する夜は雪の範囲が拡大し、内陸部や山沿いは大雪のおそれがあります。短時間で急激に積雪が増加する所がありますので、路面状況の悪化には要注意です。

風が吹き荒れ、40m/sの暴風のおそれ

また、全国の広い範囲で風も強まってきています。9時30分までの最大瞬間風速は山形県小国で29.2m/s、新潟県巻で25.7m/s、北海道根室で23.5m/s、島根県西郷で21.6m/sを観測しました。
これから夜にかけて低気圧が発達するため、風はさらに強まります。瞬間的には30〜40m/sの暴風となるおそれがあり、雪が降る地域では吹雪によるホワイトアウト、それ以外に地域も含め、鉄道など交通機関の乱れや飛来物などに警戒が必要です。


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