タンザニアで生理用ナプキンを製造・販売するLUNA sanitary products、UNFPA(国連人口基金)とのプロジェクト連携が決定

2024年2月5日(月)10時46分 PR TIMES

難民女性3,000人とホストコミュニティ3000人に生理用ナプキンと性教育プログラムを提供

タンザニアで生理用ナプキンを製造・販売するBorderless Tanzania Limited(所在地:Tanzania, Coastal Region, Kibaha Town, Kwamfipa、代表取締役:菊池モアナ)の事業、LUNA sanitary productsが、UNFPA(国連人口基金)とのプロジェクト連携が決定したことをお知らせします。キゴマエリアにて、1年間ナプキンなどのヘルスケアと性教育プログラムを届けることになりました。

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■UNFPAと提供するプログラムの詳細
今回のプロジェクトでは、女性の自立支援を目的に、性と生殖に関する健康と権利を守る国際機関である国連人口基金(UNFPA)と協働して、タンザニア西部のキゴマ州の難民キャンプに住む女性約3,000人とその周辺のホストコミュニティ3000人の合計6000人を対象にLUNA sanitary products製ナプキン配布と性教育プログラムを提供します。


■タンザニアにすむ難民女性の現状
タンザニアでは隣国コンゴから約20万人の難民を受け入れ、ほとんどがキゴマ周辺のニャルグスキャンプとンドゥタキャンプに居住しています。内、約78%が女性と子どもで、ジェンダーに基づく暴力が課題となっているだけでなく、UNFPAが行う性と生殖に関する健康と権利(SRH)も最も悪い結果となっています。

生理用ナプキンを購入できない女性たちは、布やスポンジ、新聞紙、ティッシュペーパーなどで代用しているため、深刻な感染症の原因になったり、経血漏れを心配して学校を休んでしまうことにより退学に至るケースも多くあります。本プロジェクトでは、性と生殖に関する健康と権利を守るため、UNFPAと連携し、キゴマ州の難民キャンプに住む女性約3,000人とその周辺のホストコミュニティ3000人を対象にLUNA sanitary products製ナプキンを配布します。

また、月経教育や避妊法を含めた性教育、および性的同意について男子生徒も一緒に考える機会をつくり、「断る権利があること」や「断る際の伝え方」などを教えることで、ジェンダーに基づく暴力を防ぐための性教育も行います。
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■Borderless Tanzania Limited 代表 菊池よりコメント
この度は、このような素晴らしい機会をいただき、関係者のみなさまに心から御礼申し上げます。
私たちだけではまだまだ小さなインパクトしか生み出せていない中、このように各機関と連携できることで、今後何倍も大きなインパクトを生み出していくことができるのではないかと思うと、本当に嬉しい限りです。


官民協力し合いながら、タンザニアの国の人たちがより良い暮らしをしていけるように頑張っていけることをとても嬉しく思います。

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<プロフィール> 菊池モアナ
Borderless Tanzania Limited 代表取締役社長
1995年生まれ。神奈川県藤沢市出身の28歳。タンザニアMIXの5歳の男の子を育てる一児の母。
日本大学国際関係学部在籍中、トビタテ留学JAPANを活用し、イギリスとタンザニアに渡航。
大学3年時に妊娠・出産、その後3年間シングルマザーを経験する。
2020年に株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家入社し、再エネ供給事業、技能実習生向け日本語教育事業の立ち上げを経験。2021年にBorderless Tanzania Limitedを設立し、現事業LUNA sanitary productsを立ち上げ。



■LUNA sanitary productsの目指す社会 https://luna-sanitaryproducts.com/
「すべての命が祝福され、志ある学生が夢を追い続けられる社会」
私たちは、タンザニア全土に広がる若年シングルマザーにリーチするため生理用ナプキンの小さな製造工場を各地につくり雇用を生み出すことを目指しています。同じ境遇の仲間と励まし合えるコミュニティ、託児所、目標資金が貯まる仕組みを提供することで夢に向かって進む姿を応援できる社会を地域の人々と共につくっていきます。



■株式会社ボーダレス・ジャパンについて https://www.borderless-japan.com/
「ソーシャルビジネスで世界を変える」ことを目指し、社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する48の事業を世界13ヵ国で展開・2022年度の売上は75億円を超える。社会起業家を次々と生み出すビジネスモデルを評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業〜」を受賞。



会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル10F
設 立:2007年3月
代 表:代表取締役社長 田口 一成
事 業:社会問題の解決を目的とした事業展開(自然エネルギー事業、ハーブティ事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)


《本リリースに関するお問合せ》
運営事務局 株式会社ボーダレス・ジャパン
メール:sr_pr(@を入力してください)borderless-japan.com

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