脱炭素をテーマに社会実装へ本気で取り組む共創型ビジネスコンテスト 第6回「デカボチャレンジ2025 Winter」を開催!
2025年2月6日(木)13時46分 PR TIMES
生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す生活者共創型プラットフォームを展開する Earth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人) は、脱炭素社会の実現に向けて企業と学生が共創するビジネスコンテスト「デカボチャレンジ2025 Winter」を、1/10 (金)、1/11 (土)、1/18 (土)、1/19 (日)、1/21 (火)の5日間にわたり都内会場にて開催いたしました。
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本ビジネスコンテストは、東京ガス株式会社、東京建物株式会社、株式会社博報堂 SX Professionals、パナソニック コネクト株式会社、三井物産株式会社、宮城県庁、UCC上島珈琲株式会社、吉本興業株式会社の日本を代表する8の企業ならびに自治体が、Z世代の現役大学生たちとともに「脱炭素(“Decarbonization“=デカボ)社会」の実現につながる新規事業創出を目指す、社会課題型ビジネスコンテストです。今年で6回目を迎える本ビジネスコンテストは、これまでにのべ50社以上の企業・自治体、ならびに約500名超の学生が参加し、第6回目となる今回も約6,000名の参加申し込みをいただきました。
■「Earth hacks デカボチャレンジ 2025 Winter」について
本ビジネスコンテストの独自性は、各企業により与えられた課題・テーマに対して学生がアイデアを提案するだけではなく、5日間にわたり企業・自治体の社員と学生がコミュニケーションをとりながら、より実現可能性の高いアイデアを共創していく点にあります。参加学生のZ世代ならではのアイデアを起点に、生活者が前向きに楽しく取り組むことができる社会実装が可能な脱炭素アクションや仕組みを企業・自治体、学生、Earth hacksの3社で考案します。
■審査員大賞は「株式会社博報堂 SX Professionalsチーム」、そして学生大賞は「吉本興業チーム」が受賞!さらに今回は特別に奨励賞も。受賞は「パナソニック コネクトチーム」
コンテスト最終日には、厳正な予選選考を通過した8組の学生代表チームが決勝の舞台へ登壇し、審査員へ熱いプレゼンテーションを行いました。栄えある審査員大賞を受賞した「株式会社博報堂 SX Professionalsチーム」は、「気温上昇を止めるための生活者アクションを増やすためのビジネスアイデア」というお題に対して、ペットボトルを捨てる際にキャップと本体を分別する人が少ないという事実に着目し、キャップを使った投票システムを発案し、「分別する場所でありながら、人同士が集まる場所に」することを提案しました。
受賞チームの学生は、「アイデアを考えていく中で他のチームのメンバーともたくさん話しました。(参加学生は)みんな未来に対する思いが強く、この世の中を変えてやるぞという強い気持ちがすごく伝わってきました。皆さんと一緒に考えながら取組むことができて、とても嬉しかったです」と感想を残されました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122970/61/122970-61-7ad8b2e5aa53b8573a568bd524a79eb3-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]審査員大賞を受賞した「株式会社博報堂 SX Professionalsチーム」
学生投票により決定する「学生大賞」を受賞した「吉本興業チーム」は、「”劇場のファンを作るには?”劇場に来るだけで実は”SDGs”できる仕掛けを提案してください」というお題に対し、ヨシモト∞ホールを、神席が体感できて、願掛けにもなるパワースポット「神席確定劇場」にするという、近年流行している「推し活」文脈に乗せたアイデアを提案し、多くの参加学生からの共感を集めました。
さらに今回は特別に、あと一歩審査員大賞には届かなかったものの非常に良いアイデアだったとして、奨励賞の新設が授賞式で急遽発表され、「パナソニック コネクトチーム」が受賞しました。代表の学生は「存在しない賞だったのでまだびっくりしています。直前に提案が折れそうになったが、みんなで協力して賞をいただけて、発表自体も皆さんが盛り上がってくれて、私自身も喋っていて楽しかったです。参加して良かったです。」とお話されました。
■有識者審査員による総評コメント
今年度の審査員は、五味智治氏(三井物産株式会社 エネルギーソリューション本部Sustainability Impact事業部 新事業開発室長)、金井大樹氏(環境省地球環境局 地球温暖化対策課 脱炭素ライフスタイル推進室 室長補佐)、吉井理比古氏(Earth hacks株式会社)、竹野理香子氏(合同会社CGO ドットコム 代表)の計4名に務めて頂き、各提案における「インパクト」「フィジビリティ」「顧客観点ユニークネス」などの観点から厳正な審査を行いました。
総評として五味氏は全チームの健闘をたたえ、「審査員の中でも評価が割れて、僅差だった。年々レベルが上がっている印象。Earth hacksがやろうとしている”日本の社会課題にどう応えていくか”ということに対して、Z世代の皆さんと企業が知恵を出し合って、共にアイデアを創り上げていくことができたと感じている。アイデアには”お金がない”、”時間がない”、”タイパ”、”繋がり”というキーワードが頻出していた。学生の悩みは今も昔も世代を超えて同じものが多いが、今のZ世代が違うのは”無いものも多いが、あるものも多い”こと。発信力や影響力を上手に活用して、新しい価値を生み出そうとしていることが表現されていた。」とコメントしました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122970/61/122970-61-9f23134950b8dc0c733fc4258de3c37c-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]審査員 五味智治氏の講評
次回のデカボチャレンジは2025年3月に予定されています。Earth hacksはこれからもデカボチャレンジを通じて、学生・企業/自治体と三位一体となり、脱炭素社会の実現を目指してまいります。
■参加企業・自治体(五十音順)の共創テーマ、企業・自治体担当者コメントのご紹介
1.東京ガス株式会社
テーマ:みなさんが思わずやりたくなる家の中でできる新しい脱炭素アクションと、広めるためのアイディア提案
「脱炭素はエネルギーを扱う東京ガスにとって最重要課題です。身近な取り組みが拡散していくようなアイデアを求めて応募しました。5日間考え抜いてもらったおかげで、Z世代ならではの視点の斬新なアイデアを提案していただきました。今後活かしていきます。」(設備ソリューション事業部 伊東様)
2.東京建物株式会社
テーマ:八重洲・日本橋・京橋(YNK)エリアで実現できる、サステナブルイノベーションを生み出すエコシステム形成にむけたアイディア提案
「サステナブルイノベーションという難題を、仮説検証を繰り返し、時に泥臭くアンケートや実地調査も交え、想いがこもった素晴らしいご提案をいただきました。このチャレンジをきっかけに、YNK(八重洲・日本橋・京橋)エリアで学生との共創を加速させます。」(まちづくり推進部 濱村様)
3.株式会社博報堂 SX Professionals
テーマ:気温上昇を止めるための、生活者アクションを増やすビジネスアイデア
「デカボ社会実現の鍵は「生活者価値転換」。個人の視点や感覚を大切に、各チームが「やるべきこと」を「やりたいこと」に変える新鮮なアイデアを提案してくれました。受賞チームは勿論、優劣つけ難い提案をしてくれた全チームに大きな拍手を送りたいです。」(クリエイティブディレクター/コピーライター 井口様)
4.パナソニック コネクト株式会社
テーマ:パナソニック コネクトの新たな魅力を見出し、デジタルネイティブ世代と私たちを”つなぐ”、企業ブランディング戦略
「普段あまり接点のないBtoB企業とデジタルネイティブ世代をつなぐ戦略という難易度の高いテーマでしたが、学生ならではの視点で紐解き、全チームそれぞれ非常に面白いご提案をいただきました。みなさんの熱心な取り組みに感謝します。そして奨励賞の受賞、おめでとうございます!」(人事総務本部 採用部 結城様・川口様)
5.三井物産株式会社
テーマ:日本の経済・社会課題を、自然資本の維持・回復を通じて解決するZ世代からの提案
「皆さんの高い課題意識と柔軟な発想力、何より自分達の事業案に対する熱意に感銘を受けました。どの業界に行っても自然資本への取組は重要性が増しているので、今回得た視点を社会人になってからもぜひ活かして頂ければと思います。」(サステナビリティ経営推進部 吉田様・日高様)
6.宮城県庁
テーマ:〜みやぎ発!”ワクワク”デカボプロジェクト〜 Z世代が地域を巻き込みながら展開する、”ワクワク”するようなデカボに関する取組および発信方法
「本県が抱える課題や強み、これらに対し展開している各種施策の現状分析を行った上で、Z世代ならではのデカボなご提案をいただきました。皆さんの想いが詰まったワクワクするようなアイディアを、みやぎのミライのために活かしてまいります。」(環境政策課 小出様)
7.UCC上島珈琲株式会社
テーマ:Z世代を中心に「水素社会」を身近に感じさせるキャッチコピーやビジュアル、キャンペーンアイデア
「UCCが今春から水素焙煎コーヒーの量産を開始することから、「水素社会浸透に向けたコミュニケーションの企画」というテーマに取り組んでいただきました。深い考察、Z世代らしい柔軟な発想に感銘を受けました。提案いただいたアイデア実装に向けて挑戦します。」(サステナビリティ経営推進本部 里見様)
8.吉本興業株式会社
テーマ:「劇場のファンを作るには?」 芸人のファンではなく”劇場”のファンを作るためのアイデア、さらに劇場に来るだけで実は”SDGs”できる仕掛け
「他の企業様のテーマとはまた一味違う、難しいテーマに挑んでいただいて、参加してくれた学生さんには本当に感謝しています。Z世代からの新しい観点で劇場の魅力を短期間でプレゼンしていただいたことはすべてに学びがあり、取り入れたい事案ばかりでした。決勝戦では学生大賞を受賞することができ、最高の吉本興業チームの出会いに感謝します。」
(東日本劇場部 部長 ヨシモト∞ホール・ドーム支配人 星座様)
■「デカボチャレンジ2025 Winter」 概要
開催時期:1/10 (金)、1/11 (土)、1/18 (土)、1/19 (日)、1/21 (火)
主催:Earth hacks株式会社
対象:25卒、26卒、27卒、28卒の大学生
Webサイト:https://co.earth-hacks.jp/decachalle/
<参加企業(五十音順)>
東京ガス株式会社/東京建物株式会社/株式会社博報堂 SX Professionals/パナソニック コネクト株式会社/三井物産株式会社/宮城県庁/UCC上島珈琲株式会社/吉本興業株式会社
<表彰式>
日時: 1月21日(火)13:30〜18:00
会場: TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋1丁目7−1 TODA BUILDING 4階)
<審査員>
五味 智治/三井物産株式会社 エネルギーソリューション本部Sustainability Impact事業部 新事業開発室長
金井 大樹/環境省地球環境局 地球温暖化対策課 脱炭素ライフスタイル推進室 室長補佐
吉井 理比古/Earth hacks株式会社
竹野理香子(バブリー)/合同会社CGO ドットコム 代表
<共創型プラットフォーム「Earth hacks」について>
「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。CO2eを従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチ「デカボスコア」を企業や団体に提供しています。「Earth hacks」サイト内ではデカボスコアと共に環境価値の高い商品を紹介するなど、企業主体ではなく、Z世代をはじめとした生活者が楽しみながら脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。また、実際のビジネス課題を通じて社会課題の解決を考え、企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「デカボチャレンジ」も実施し、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネス共創を促進する取り組みも行っています。他にも、行政・地方自治体に向けソリューションとして「Earth hacks for Local」の提供を開始しています。
□ウェブサイト:https://earthhacks.jp/
□Instagramアカウント: https://www.instagram.com/earthhacks.jp/?hl=ja
<代表取締役社長 CEO 関根澄人のプロフィール>
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122970/61/122970-61-c8381a5229ca8dca6dfd856112ec1324-2294x2295.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Earth hacks株式会社 代表取締役社長 CEO 関根澄人2009年東京工業大学院生体システム専攻修了。
環境問題を生活者に伝えていくことを仕事にしたいと思い、博報堂に入社。
様々な企業のブランディングや商品マーケティング業務を担当。
2018年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、2020年4月から三井物産に3年間出向。
2022年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、
2023年にEarth hacks株式会社を設立。同年5月より現職。
国連気候変動枠組み条約COP28、きさらぎ会、経団連をはじめ、
国内外にて生活者×脱炭素をテーマに多数講演を行うほか、
書籍「答えのない時代の教科書」や日本経済新聞「私見卓見」などでの執筆も行う。
経済産業省 『産業競争力強化及び排出削減の実現に向けた 需要創出に資するGX製品市場に関する研究会』の委員として企業や生活者の環境努力をわかりやすく伝えていくルール作りにも参加。
またJ-WAVE「offの日、どっちっち」では、MCとして日々の無理なく楽しい脱炭素情報を届けている。