大和ハウス工業が、本社およびグループ会社を含む31社共通のデジタル帳票基盤を構築、紙文化からの脱却でバックオフィス業務を効率化
2025年2月10日(月)12時46分 PR TIMES
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、大和ハウス工業株式会社(以下、大和ハウス工業)が本社およびグループ会社を含む31社共通のデジタル帳票基盤(※)の構築にあたり、統合基盤ソリューション「SPAIS(スパイス)」を導入、紙から帳票運用のデジタル化によるバックオフィス業務の効率化と、グループ各社共通の統合管理によりシステム運用負荷の軽減を実現したことをお知らせします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/53341/248/53341-248-34a34f909fb2353fd4c7e3f2278d096a-1920x1094.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]大和ハウス工業の本社およびグループ会社含む31社のデジタル帳票基盤、システム連携イメージ図
■背景
大和ハウス工業は、 DX戦略の一環として「バックオフィスのデジタル化」の推進しており、紙帳票による運用が根強く残る建設業界における高まるデジタル化のニーズに応えるべく、グループ会社の共通基盤として電子帳簿保存法(以下、電帳法)に対応でき、幅広い業務における紙帳票の電子化・保管を実現できるデジタル帳票基盤の構築を検討していました。本社・グループ会社を含む31社での利用、またグループ会社の共通基盤に適した拡張性も考慮し、SPAISを導入しました。
SPAISの導入ポイントは以下です。
・ 電帳法対応と、豊富なWeb APIによる各社の会計システムとの連携
・業務システムから文書のアーカイブや属性情報の更新、統合権限管理などデジタル帳票基盤に求められる豊富かつ柔軟な機能
・増え続けるデータの長期保存に対応できる拡張性
・グループ会社で利用しやすいオンプレミスの料金体系
■導入効果
大和ハウス工業は、導入決定からわずか9ヶ月でSPAISを基盤とした電帳法対応を含むデジタル帳票基盤を構築し、2023年10月に本社およびグループ会社を含む31社で運用を開始しました。このデジタル帳票基盤には、グループ共通データベース、共有の基幹システム、各社の個別システムが自動連携され、経理データや契約書など約30種類の帳票データの自動連携と統合的な運用が実現しています。
導入による主なメリット
・セキュリティ強化:アクセス権限の設定によりセキュアな運用環境へ
・ペーパレス化:経理データのほか契約書など約30種類の帳票管理・運用のデジタル化により検索性・利便性が向上
・運用負荷の軽減:統合管理により、電帳法対応を含むグループ各社のシステムの運用・保守から解放されたほか、大和ハウスグループのITを担う株式会社メディアテックの業務負荷も軽減
・人事データ自動連携:人事情報や権限、パスワードなどの人事データとの連携により、人事異動の際にルールに沿って自動的に権限が変更される仕組みを開発
今後も大和ハウス工業では、保管・蓄積されたデータ活用を重要なテーマとし、業務効率化と付加価値の高い時間の創出に取り組み、多様な働き方を支える「バックオフィスのデジタル化」を推進し、デジタル帳票基盤の更なる強化と利便性向上に取り組んでいきます。
※デジタル帳票基盤
ウイングアークは、商取引により企業間または企業内で飛び交う帳票をデジタル化し、帳票生成・保管・取引先への配信と、取引先からの受領・社内システムへの連携までをワンプラットフォームで提供します。帳票イメージとデータの両方の性質を併せもつデジタル帳票により、人による業務と、ERPやワークフローなど社内システムへの連携の両方が可能となることで、商取引を非生産的な業務から解放します。
■事例紹介
https://www.wingarc.com/product/usecase/1242.html
■大和ハウス工業株式会社について
設立 :1947年3月4日
本社所在地:大阪府大阪市北区梅田3丁目3番5号
事業内容 :住宅事業・賃貸住宅事業・流通店舗事業・建築事業・マンション事業・環境エネルギー事業・海外事業
URL : https://www.daiwahouse.co.jp/
■「SPAIS」について
ウイングアーク1stが提供している各サーバー製品(SVF、RDE、invoiceAgent、Dr.Sum)への処理や、各サーバー製品が持つアクセス管理を統合管理できる製品です。SPAISを導入することで、今まで各サーバー製品を管理するために業務アプリ側で個別に構築していた仕組みを省略化することができます。業務アプリは、SPAISが提供するWeb APIを利用して、文書(PDFファイル)や帳票データ(CSVファイル)に処理し実行します。
https://www.wingarc.com/product/svf/lineup/spais/
■ウイングアーク1st株式会社について
ウイングアーク1stは、業務処理における全ての帳票の効率的な運用を支援する帳票・文書管理ソリューションと、成長のための業務改革をデータ活用によって推進するデータエンパワーメントソリューションを提供しています。データに基づく意思決定・行動を支援する革新的なソフトウェア・サービスを提供することで、企業・団体がデータを最大限に活用しイノベーションを起こせる社会の未来をつくっていきます。また、2024年1月31日付で情報・通信業界として初となる人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO 30414」の認証を取得しています。
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300
お問い合わせフォーム:https://corp.wingarc.com/contact/index.html
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