ユニバーサルロボット、北川鉄工所のエアグリッパをUR+製品として認証

2024年2月29日(木)10時47分 PR TIMES

高い把持力と優れた耐久性で、高精度なワークの搬送を実現

Press Release
2024年2月29日
ユニバーサルロボットユニバーサルロボット(本社:デンマーク、日本支社:東京都港区、代表:山根 剛、以下「UR」)は本日、(株)北川鉄工所(本社:広島県府中市、代表取締役会長兼社長:北川 祐治 氏、以下「北川鉄工所」)が開発・製造するエアグリッパ「NTS311」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/70/45878-70-65fc0050b7e1d6055f14507f45a68fe0-961x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]UR+新製品:北川鉄工所製エアグリッパ「NTS311」ベースジョーセット、エア機器セットを装着した例
北川鉄工所のエアグリッパ「NTS311」は、外径把持の場合1,810N、内径把持の場合1,930Nと高い把持力を誇ります。同社の主力製品であるパワーチャックと同様のウェッジ機構(くさび機構)を用いることで、大きな把持力を実現しました。また、負荷に強いT溝ガイドを採用することで、ボディにかかる応力と切粉の巻き込みを低減し高い繰返し精度を維持しています。本体質量は1.21kgと軽量でコンパクトなため、0.4MPaのエア供給時最大5.92kgのワーク質量に対応し、限られたスペースでも干渉なく搬送可能です。さらに、ロボットからグリッパを外すことなくメンテナンスが可能で、短時間で分解清掃できます。また、オプションの省段取りグリッパ NTS-QMシリーズ(クイックジョーチェンジグリッパ)を使用することで、先端の爪をワンタッチで交換することが可能になり、さまざまなワークに対して柔軟に対応することができます。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/70/45878-70-2b30a02833d17b90ce23d63097c21ea9-957x568.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「NTS311」クイックジョーチェンジ仕様
ソレノイドバルブの選択や把持方向、把持確認時間、タイムアウト時間といったエアグリッパの設定は、URロボットのティーチペンダントを介して行います。またそれぞれの動作をパターン登録することで、動作プログラムも容易に作成できます。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/70/45878-70-ca369e776c9f069b7b540d1f152f6f79-1278x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]プログラミング画面の一例:URロボットのティーチペンダント上でエアグリッパの設定が可能
UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2023年12月時点で470以上の製品がUR+製品として認証されています。

新UR+製品 北川鉄工所製エアグリッパ「NTS311」の概要
- 可搬重量 5.92kg(外径把持、把持高さ 50mm、使用空圧力 0.4MPa 時)
- 外径把持 1,810N、内径把持 1,930N
- 本体重量1.21kg
- 使用空圧力 0.2〜0.8MPa
- 製品サイトURL:http://urrobots.com/inz



ユニバーサルロボット 会社概要
ユニバーサルロボットは、最先端のロボティクスプラットフォームを活用し、製造現場における人々の働き方を変革する一助となることを目指しています。2008年に世界初の商用協働ロボットを発表して以来、リーチや可搬重量が異なるUR3e、UR5e、UR10e、UR16e、UR20、UR30を開発してまいりました。各モデルは、プラグ&プロデュースで使えるUR+エコシステムのエンドエフェクタやソフトウェア、アクセサリ群でサポートされており、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換できます。ユニバーサルロボットは米Teradyne Inc.傘下の企業です。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を擁しています。これまでに75,000台を超える協働ロボットを世界中に販売しています。
www.universal-robots.com/ja

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