福岡の「ソラリアプラザ」がリニューアル、無印など35店が順次オープンへ

　西日本鉄道は、福岡市天神地区で運営する商業施設「ソラリアプラザ」（中央区天神）をリニューアルする。対象フロアは地下1階と地上3〜5階で、地下1階に「無印良品」が10年ぶりに復活し、衣料品とコスメ中心の売り場を開設するなど、計35店が順次オープンする。

【こちらも】旧そごう広島店新館跡、都市型水族館とシェア型フードホールに　今秋開業へ

　新店舗の開業は、2月にレディースファッションの「イング」など5店が登場したのに続き、3月には無印良品など19店、4月以降に11店を予定している。主な店舗は売り場面積約1,000平方メートルで再登場する無印良品のほか、九州初となる韓国ファッションの「エーランド」、アパレル企業最短上場で注目を集める「yutori（ゆとり）」が運営するストリートファッションの「HTH」など。

　3階には、AIカメラによるフェイス・パーソナルカラー診断サービスの「プラスミラー」が九州初登場し、ファッションアイテム購入の参考にできる。

　ソラリアプラザは九州最大の繁華街・天神地区で西鉄福岡（天神）駅周辺再開発の第1期施設として1989年に開業した。ファッションビルに映画館や飲食街、スポーツジム、ソラリア西鉄ホテル福岡を併設した形で、地下2階、地上17階建て延べ約6万2,000平方メートル。地下2階から地上7階が商業施設となり、売り場面積約2万平方メートルに約110店が営業している。

　リニューアルオープンの記念イベントとして、1階のイベントスペース「ゼファ」で3月27、28の両日、トーク&ライブイベント、29、30の両日にスペシャルゲストを招いたトークショー、4月23〜29日に人気イラストレーター・NAKAKI PANTZ（ナカキパンツ）氏の個性豊かな展示会が催される。このほか、3月22〜24日には、税込5,000円の買い物ごとにギフト券500円分をプレゼントするイベントが1階特設カウンターで予定されている。