岩沼東部環境センターで稼働中の「K-Repros(R)」にロボットの遠隔操作クラウドサービス「Remolink」採用

2025年3月13日(木)12時17分 PR TIMES

見学に訪れた人がびんの選別ロボットシステム「K-Repros(R)」を遠隔操作することで環境啓発を促す


リモートロボティクス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:田中宏和、以下「リモートロボティクス」)が提供するロボットの遠隔操作を実現するクラウドサービス「Remolink」が、川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)が開発したAI搭載資源ごみ選別支援システム「K-Repros(R)」 に搭載され、岩沼東部環境センターで稼働しています。


背景課題と「Remolink」導入理由
循環型社会実現のためごみ処理分野における廃棄物の資源化が必要不可欠です。少子高齢化による労働力不足や選別作業の過負荷が深刻な課題となっており、自動化やロボット活用が求められていることに加え、地域住民が適切な分別を行うための意識向上が求められています。
岩沼東部環境センターではこれまで手作業で行われていたガラスびんの選別作業工程に川崎重工が開発したAI搭載資源ごみ選別作業支援システム「K-Repros(R)」を導入し、作業者の負担軽減に貢献しています。また今回、地域住民の分別意識や資源循環に対する意識向上を目的とし、リモートロボティクスが提供するロボットの遠隔操作を実現するクラウドサービス「Remolink」をK-Repros(R)に搭載。施設見学者がK-Repros(R)を遠隔操作し、自らガラスびんの選別作業を体験できる取り組みを開始しました。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93209/30/93209-30-28fc421d36c98b232ba813d863ffbffd-678x452.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]岩沼東部環境センター

導入効果
施設の見学に訪れる多くの地域小学生に対し、Remolinkを使用して廃棄されたガラスびんの選別作業を体験する機会を提供することで、ごみの減量化や適切な分別の重要性理解に貢献しています。実際に体験した小学生からは「ロボット操作を体験することで分別の大事さがわかった」「ごみを減らそうと思った」といった声が上がりました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93209/30/93209-30-9ddf649744ba2553cf27158a0a8451ca-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ロボットの遠隔操作によるガラスびんの選別作業を行う見学場所[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/93209/30/93209-30-656156ab213cce0fef192e53ae4add96-2359x1653.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]見学者用Remolink遠隔操作アプリ画面


各社コメント
川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション & マリンカンパニー 環境プラント部 中野様のコメント
「労働力確保の点からロボット活用等の省人化技術はあらゆる分野で急務である一方、人が得意な作業や人にしかできない作業があると認識している。現場でのフィジカルな作業はロボットが行いながら、自動化が難しい認識・判断を人が遠隔地からタブレット等を使用して指示し、作業者を3K作業からの解放するようなハイブリットオペレーションが近い将来必要だと考えており、本件はその足掛かりになった。完全自動化だけでなく、リモート操作との組み合わせという選択肢が増えたことで、今後、お客様の多様なニーズにお応えしながら様々な分野で社会に新たな価値を提供していけると考えている。」


リモートロボティクス株式会社 代表取締役社長 田中宏和のコメント
「この度、AI搭載資源ごみ選別支援システムK-Repros(R)と連携し、地域の皆さまにごみ選別作業の体験機会を提供できることを光栄に思います。今回の取り組みを当社の提供するサービスRemolinkを活用した「人とロボットの新しい働き方」の実現の第一歩と捉え、今後、作業者の安全確保や過酷な労働環境からの解放といった課題解決にも貢献できるよう、技術開発ならびに川崎重工との連携を進めてまいります。」



K-Repros(R)について
K-Repros(R)は、ロボットを活用してビンの色や形状の選別を可能とするAI搭載の資源ごみ選別支援システムです。川崎重工が長年にわたり培ってきたごみ処理施設の設計・運営ノウハウに、最先端のロボット技術とAI技術を融合させた製品です。


Remolinkについて
「Remolink」はリモートロボティクスが提供する、業務設定・アサイン・ロボットの遠隔操作といったリモートワークに寄り添う各種機能を備えた法人向けクラウドサービスです。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=qENjUFvUtm8 ]
「100%の自動化」か「100%の人作業」に加えて、リモートロボティクスは「リモートによる人とロボットの役割分担」という第三の選択肢を提案します。リモートロボットシステムの導入によってロボットの自律動作に加えて人ならではの認識や判断を活かすことが可能になり、リモートだからこそ、人:ロボット=1:多を実現できます。
Remolinkについて詳しくは以下ウェブサイトをご覧ください。
https://www.remoterobotics.net/service/remolink/


【会社概要】
会社名:リモートロボティクス株式会社
所在地:東京都港区港南1丁目7番1号
設立:2021年12月1日
代表者:田中 宏和
事業内容:ロボットの遠隔操作に関するプラットフォームサービス
URL:https://www.remoterobotics.net/

【本件に関するお問い合わせ先】
リモートロボティクス株式会社
メールアドレス:NewsRelease@remoterobotics.net

PR TIMES

「ロボット」をもっと詳しく

「ロボット」のニュース

「ロボット」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ