アソビュー、東山動植物園で入場待機時間60%削減を実現。全国2位の来園者を有する公営動物園で電子チケット導入の実証実験を実施

2024年3月19日(火)18時16分 PR TIMES

アソビュー株式会社(所在地:東京都品川区、代表執行役員CEO:山野智久、以下、当社)は、2023年10月1日(日)から2023年12月28日(木)までの期間、名古屋市東山動植物園(所在地:愛知県名古屋市、以下、東山動植物園)にて電子チケットサービスを提供し、チケットレス入場の実証実験を実施いたしましたことをお知らせいたします。
本実証実験の結果、対象者(500円券)に占める電子チケット利用比率は最大で1日あたり32%となり、入場待機時間を60%軽減し、来園者の満足度向上と窓口販売スタッフ、待機列整理スタッフの業務効率化を実現いたしました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/15664/253/resize/d15664-253-c42346fec1fc4436c877-0.png ]

実施の背景
 東山動植物園は、新型コロナウイルス感染症拡大前に年間250万人と、国内の動物園で2番目に多い入園者数を記録した施設です。繁忙期には1日3万人が訪れ、紙の入園チケットを取り扱う有人券売所には長蛇の列が発生し、来園者は券売窓口での受付までに約15分並ぶ必要があったことから混雑の緩和、来園者の利便性向上を急務としていました。
 当社は、名古屋市が実施する先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」の課題提示型支援事業において実証事業者として採択され、本実証実験を実施いたしました。


実証実験概要
電子チケット実証期間:
販売:2023年10月1日(日)〜2023年12月28日(木)
利用:2023年10月11日(水)〜2023年12月28日(木)
期間中電子チケット利用者数:42,345名


実証実験内容とその結果

1.入場券の電子化と入場効率の向上
東山動植物園公式HP及び、「アソビュー!」にて電子チケットを販売しました。期間中の電子化比率において、平均20%、最大32%の電子化比率を実現しました。

2.電子チケットへの誘導による窓口混雑の解消
[画像2: https://prtimes.jp/i/15664/253/resize/d15664-253-4640c0f21df3f852a9d8-1.png ]


電子チケット購入の案内看板の設置や、電子チケット専用レーンを設置しました。実証前の約1.4万人来園日の券売待機時間が15分であったのに対し、実証中の約2.5万人来園日の券売待機時間は6分となり、約60%の待機時間の解消を実現しました。

3.顧客データを活用した施設改善施策の立案
期間中、アソビュー!の口コミ投稿機能に集まった約700件の口コミデータを生成AIを用いて分析。また、当社の「ウラカタリサーチ」を用いて来場後の満足度アンケートを実施し、約1,300件のアンケート回答を分析しました。

その結果、来場者の満足度に以下の傾向があることがわかりました。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/15664/table/253_1_cf05e79fee992131e3a6234b19288d01.jpg ]


これらの分析を踏まえ、東山動植物園に対し以下の施設改善施策の立案を実施しました。
・入場チケットの電子化・電子チケットの券種拡大
・時間指定在庫管理による入場制限
・価格変動制導入および入場後の有料サービスの追加
・飲食スペースのオペレーション改善
・施設内設備の改修・改装
・他施設とのセット券の販売


今後について
本実証実験結果をもとに、本格的な電子チケット導入の検討を開始。

名古屋市緑政土木局 東山総合公園管理課 白木様コメント
 東山動植物園は開園100周年となる2036年度に向けて再生プランを策定、年間入園者数350万人が訪れる施設を目指して、展示施設の整備を進めるとともに、より一層賑わいのある快適な空間創出に取り組んでいます。
訪れるお客様にとってスムーズに入園できる環境は施設の満足度向上に寄与するものであることがわかり、そして今後の施設改善方針における貴重なご意見を頂戴することができました。今後もより賑わいと快適な空間の両立に向けて、施設運営に努めて参ります。



名古屋市経済局イノベーション推進部 加藤様 コメント
 先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」の課題提示型支援事業では、本市が提示する行政課題や社会課題に対して解決策を有する企業等を募集し、先進技術を活用した実証実験を行っています。名古屋市が管轄する東山動植物園では、券売所の混雑が従来、行政課題として認識されておりました。今回の実証実験において、混雑が緩和されたという結果が出たことを喜ばしく感じています。今後もこのような実証実験を通じて、先進技術の活用を広げていくことで、本市の様々な課題解決につながっていければと考えています。





ウラカタシリーズについて
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ウラカタチケット:https://lp.asoview.com/asoview_ldx_solutions.html
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アソビュー株式会社について
「生きるに、遊びを」をミッションとし、“遊び”が衣食住に並ぶ人生を豊かに彩るものとして、Well-Beingな社会の実現を目指しています。
休日の便利でお得な遊びの予約サービス「アソビュー!」、大切な人に思い出を送る体験ギフト「アソビュー!ギフト」、観光・レジャー・文化施設向けDXソリューション事業を提供しています。
設立年月:2011年3月14日
資本金:10億円
代表者名:代表執行役員CEO 山野 智久
本社所在地:東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー8F
事業内容:遊びやレジャーアクティビティの予約マーケットプレイス事業、レジャー業界向けDX推進事業など

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