ServiceNowとNVIDIA、Agentic AIを進化させ、エンタープライズインテリジェンスを再定義

2025年3月27日(木)20時46分 PR TIMES

※本資料は、2025年3月18日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。

- 新たな評価ツールが、AIエージェント導入の際に最適化された戦略的なベンチマークを設定し、ビジネス効果を最大化
- 高度な推論能力を備えた新しいNVIDIA Llama Nemotronモデルとの統合が、エンタープライズ向けAgentic AIの強力な基盤に


ServiceNow(NYSE: NOW)は本日、NVIDIAとのパートナーシップ拡大を発表しました。今回のパートナーシップ拡大は、エンタープライズインテリジェンスの再定義に向けた取り組みをベースに、Agentic AIを推進するものです。両社は共同で評価ツールやNVIDIA Llama Nemotronの推論モデル(https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-launches-family-of-open-reasoning-ai-models-for-developers-and-enterprises-to-build-agentic-ai-platforms)をServiceNow Platformに統合することで、ビジネス効果を最大化するAIエージェントの導入を最適化し、あらゆる業界の組織におけるAgentic AIの加速を図ります。

今回の新機能は、最近発表されたServiceNowのAIエージェントオーケストレーター(https://www.servicenow.com/jp/company/media/press-room/yokohama-release-ai-agents.html)をさらに強化するものであり、複数のAIエージェントがタスク、システム、部門をまたいで調和して作業できるように支援します。評価ツールによって、AIエージェントを導入する前に、信頼性と有効性を高めるための微調整が可能となり、導入直後から変革的な成果をもたらします。さらに、高度な推論能力を備えたNVIDIA Llama Nemotronモデルの統合により、AIエージェントに新たなレベルのインテリジェンスと意思決定力が加わることで、複雑なワークフローの理解力が高まり、ビジネスプロセスを動的に最適化できるようになります。

ServiceNowのプラットフォームおよびAI担当EVPであるジョン・シグラー(Jon Sigler)は、次のように述べています。「AIエージェントが実際のビジネス価値を生み出すためには、そのパフォーマンスとROIに対する絶対的な信頼が必要です。NVIDIAとの連携により、AIエージェントのパフォーマンスを初期段階で評価するツールを得て、AIエージェントのインテリジェンスと適応性を高めることができます。組織は、導入前の可視化と高度な推論能力を備えることで、自信を持ってAIエージェントをスケーリングすることができ、信頼性が高く効率的な自動化の新時代を切り開き、初日からスマートなワークフローと優れた成果を実現できます。」

NVIDIAのエンタープライズ向け生成AIソフトウェア担当VPであるカリ・ブリスキ(Kari Briski)は、次のように述べています。「推論能力を備えたAIエージェントは、エンタープライズインテリジェンスにおける次の大きな飛躍をもたらします。最新のNVIDIAのAI推論モデルとServiceNowの新しい評価ツールによって、パフォーマンス、インテリジェンス、適応性に最適化されたエージェントを導入できるようになり、複雑な問題を解決し、ビジネスの成功を拡大できるようになるでしょう。」

AIエージェントは、パフォーマンスに関する洞察とインテリジェントな推論によりインパクトをもたらす

ServiceNow Platformは、AIの「コントロールタワー」として、組織全体のあらゆる領域でAIエージェントを分析、管理、統制する中心的な位置づけとなります。今回の新たなイノベーションにより、組織はインテリジェントでありながらも測定可能かつ安全で、ビジネス価値を最大化するよう最適化されたAIエージェントを自信を持って導入できるようになります。

具体的には、ServiceNowがNVIDIAと共同で開発した新しいAIエージェント評価ツールにより、精度や意思決定の透明性などの主要な指標に対するベンチマークを設定することで、AIエージェントのパフォーマンスを評価できます。これにより、AIエージェントのパフォーマンスを予測・最適化するために必要な洞察が得られ、効果的な導入に向けて微調整が可能になります。さらに、内蔵されたガバナンス機能により、複雑なデジタル環境の中でも、倫理的、安全、かつコンプライアンスを遵守したAIエージェントの管理が可能となります。

また、ServiceNowは、高度な推論能力を備えた新しいNVIDIA Llama NemotronモデルをServiceNow Platformに統合し、より深い推論力、優れた適応性、そして高度な意思決定によって、AI主導の自動化を加速させます。Llama Nemotronモデルは、LlamaをベースにNVIDIAがポストトレーニング(追加学習)を行ったもので、高い推論効率に最適化されており、最先端の精度を維持しながら、より高速な推論と、より低いレイテンシーを実現します。NVIDIAのポストトレーニング技術は、透明性、適応性、拡張性が確保されており、エンタープライズ向けAIエージェントの導入に最適です。

AIエージェントの未来を牽引し、業界を代表するパートナーシップ

ServiceNowとNVIDIAは、AIの限界を押し広げてきた長い歴史があり、本日の発表は、実用的かつエンタープライズ対応のAIソリューションを、ビジネスにシームレスに統合するという両社の共通の使命における重要な一歩となります。

昨年10月、ServiceNowはNVIDIAと提携し、NVIDIAのAIインフラストラクチャー、プラットフォーム、ソフトウェア(NVIDIA AI Enterprise、NVIDIA NIMマイクロサービス、NVIDIA Nemo(https://www.nvidia.com/en-us/ai-data-science/products/nemo/)、NVIDIA DGX Cloud(https://www.nvidia.com/en-us/data-center/dgx-cloud/?ncid=pa-srch-goog-108186-DGX-Brand-prsp&_bt=731829895137&_bk=nvidia%20dgx%20cloud&_bm=b&_bn=g&_bg=174488073597&gad_source=1&gclid=EAIaIQobChMInpCvxbaCjAMVjCdECB0JkhbwEAAYASAAEgI2hfD_BwE)など)を活用したネイティブAIエージェント(https://www.servicenow.com/jp/company/media/press-room/nvidia-partnership-genai.html)の開発を進めました。今月初めには、両社は通信サービスプロバイダー(CSP)向けに、カスタマーサービスやネットワーク運用の自動化を支援し、すぐに使える新たなAIエージェント(https://www.servicenow.com/company/media/press-room/nvidia-ai-agents-telco.html)を発表しました。ServiceNowとNVIDIAは、こうした最新のイノベーションにより、継続してエンタープライズAIの新たな基準を打ち立て、組織がAIエージェントをより効果的に活用し、真の変革を実現できるように支援します。

提供時期
- 最初のAIエージェント評価ツール群は、2025年5月に提供開始予定です。

以上

ServiceNowについて
ServiceNow(NYSE: NOW)はAIを人々のために活用しています。私たちはイノベーションのスピードに順応し、信頼・信用できるヒューマンセントリックな(人中心の)アプローチを遵守して製品とサービスを展開することで、あらゆる業界のお客様の組織が変革できるよう支援しています。ServiceNowのビジネス変革のためのAIプラットフォームは、人、プロセス、データ、デバイスをつなぎ、生産性を高め、ビジネスの成果を最大化します。
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