発音で悩む方がいなくなる、そんな世の中の実現を目指します

2024年4月1日(月)5時46分 PR TIMES

オンラインを活用し、いつでも誰でもことばの専門家に相談できる、社会の仕組みを作りたいと考えています。

言語聴覚士によって設立された一般社団法人ことばサポートネットは、ことばや発音に悩む保護者の方や当事者の方が、どこに住んでいてもどんな生活スタイルであっても専門家の支援が受けられることを目指し、「言語聴覚士がいつでも寄り添える体制づくり」を目標に活動を進めています。
当法人は、April Dreamに参加しています。このプレスリリースは「一般社団法人ことばサポートネット」の夢です。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130843/9/130843-9-094f67dd67ae500d66236443c40cb2cf-1200x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
オンラインで言語療法を始めたきっかけ
・時間とお金をかけて新幹線や船や飛行機で専門の言語聴覚士がいる病院へ通う必要がある方
・海外への赴任が決まり、これまで通院していた病院に通えなくなってしまった方
・病院が遠いうえに、就労との兼ね合いもあり、年に2,3回しか練習に通えないまま年月が経ってしまったという方
・病気でもない発達障害でもない、、せっかく相談をしたのに、発音の問題だけでは近隣で利用できる施設がないと言われてしまった方 など

様々な方と出会い、住んでいる地域や暮らしている環境によっては、言語聴覚士の支援を受けることは容易ではないと実感したこと、なんとかして必要な方にサービスを届けることができないかと考えたのが、私たちの活動のスタートでした。

「不安や悩みのある方が、専門家への相談の第一歩を踏み出しやすくなるように」
「居住地や環境に関わらず、必要な方に支援を届けたい」
「不安や心配を1人で抱えながらお子さんと向き合う保護者の方をお1人でも減らしたい」
との思いで、私たちはオンラインで言語療法を提供するサービスを進めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/130843/9/resize/d130843-9-858076-pixta_71693506-0.jpg ]
法人を設立した理由
「オンラインで言語療法を提供する」それだけであれば個人でも可能ですが、一人の言語聴覚士が支援できる方の数も年数も限られています。また、技術職である言語聴覚士は、利用者さまと関わっていく中で、また先輩から学ぶなかで、技術を身に付けていく側面があります。
ことばサポートネットでは、「支援を継続できること」、「確かな技術を持った言語聴覚士のネットワークを作ること」の2点を大切にしています。一人一人の利用者様さまに複数の言語聴覚士が法人の職員として関わることで、切れ目のない支援を続けていくことができます。また、法人内での研修や実習を通して専門性の高い言語聴覚士の仲間を増やし、技術を繋いでいくことができます。確かな技術を持つスタッフがサポートを必要としている方の元に寄り添い続けることができる、そんな団体を目指しています。
支援者を増やすことで、助かる人も増える
日本言語聴覚士協会の会員動向データによれば、令和5年3月31日現在言語聴覚士の有資格者は40,000人弱。会員およそ21,000人のうち子どもを対象とする言語聴覚士は5,400人ほど。多数の言語聴覚士が、成人を対象とした施設に勤務していることがわかります。
小児を対象としている言語聴覚士の中でも、発音が専門となるとさらに割合は下がります。小児を専門とする場合は特に、施設内に言語聴覚士が1人という場合も少なくなく、先輩に聞いたり相談したりという機会が得にくいことも多いのが現状です。

支援者の不安を払拭し、技術を持った言語聴覚士を増やすこと、発音について正しく評価・指導できる専門家を増やすことも、必要な支援を日本中に行き渡らせるために大切なことだと考えています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/130843/9/resize/d130843-9-382053-pixta_111098985-0.jpg ]
潜在STの力を発揮できる場に
先述の通り、小児を対象とする言語聴覚士は不足しています。反面、言語聴覚士の資格を有していながら、就労していない潜在STがいる点にも注目をしています。
日本言語聴覚士協会の会員の年齢構成を見ると、30代の女性が最も多くなっています。このことから、言語聴覚士の有資格者の中には、子育て世代の方が多数いることが考えられます。

ことばサポートネットでは、法人内で言語聴覚士の研修を行い、その後技術提供者として業務を委託する制度も整えているところです。

・近隣に勤務できる場所がない
・言語聴覚士の仕事は継続したいけれどフルタイムは難しい
・隙間時間に自宅で働けたらいいのに

など、労働者側のニードと、技術を持った言語聴覚士を増やしたいということばサポートネットのニードがうまく合致すれば、双方にとって、そして言語療法を必要とされている方にとっても、より良い循環が生まれるものと考えています。

眠っている力を生かす場所を提供することで、よりたくさんの困っている方に支援が届く。「今困っている人」だけでなく、次の時代へもそのシステム・支援を継続できる。都心でも、離島でも山間部でも海外でも、インターネットを通じて自宅や近隣施設でことばの相談や発音練習ができる、そんなシステムの構築を使命として、ことばサポートネットは活動を進めています。

一般社団法人ことばサポートネットのホームページはhttps://www.kotoba-support-net.org/

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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