【建設業界における外国人雇用の実態調査】雇用状況や方法・採用時の課題について

2025年4月1日(火)16時16分 PR TIMES

建設業界で外国人労働者を雇用した経験のある事業所は約3割と慎重な姿勢。人手不足の解消や若手人材の確保を目的としているが、現場では日本語能力不足等によるコミュニケーションの困難さ、早期離職などの課題も。

技能実習生・特定技能外国人など始めとする「外国人雇用を検討する会社」と、監理団体・登録支援機関・外国人材紹介会社など「外国人材を紹介する会社・団体」をつなげるBtoBマッチングサービス「外国人採用の窓口」を展開する株式会社アルフォース・ワン(本社:東京都葛飾区 代表者:山根 謙生、以下当社)では、建設業界を対象に「外国人雇用」に関する調査を実施しました。(調査期間:2025年3月26日)

調査結果全文(計8問)はこちら:https://gaikokusaiyo.com/2025/03/31/27227/(https://gaikokusaiyo.com/2025/03/31/27227/)


〈調査概要〉
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/114037/table/6_1_6e59cfe4b0cb6ed2424efbe21f1a7361.jpg ]

〈回答者年代内訳〉
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/114037/table/6_2_9a1babb3350850d567842cfc3b437f0b.jpg ]

建設業界の外国人労働者の雇用実態
■Q1:あなたの職場での外国人労働者の雇用状況を教えてください【n=152/単一回答】
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114037/6/114037-6-ddcd351e9b316e98cca5555faa4a7779-1504x847.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「雇用経験あり(現在も雇用中)」が28.3%、「雇用経験あり(現在は雇用なし)」が1.3%となり、全体の29.6%の建設事業所が外国人労働者を雇用した経験を持つことがわかりました。一方で、「雇用検討中」は4.6%にとどまり、「雇用する予定なし」が65.8%と約3分の2を占めています。
この結果から、建設業界では一部で外国人雇用が進んでいるものの、多くの事業所では依然として外国人雇用に対して慎重な姿勢を取っていることが明らかになりました。

外国人労働者が増加傾向にあるとはいえ、国土交通省の『建設分野における外国人材の受入れ状況等について(https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/content/contents/001948281.pdf)』調査によると建設業界における外国人労働者は約14万人、総務省の『労働力調査(https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/youyaku.pdf)』による建設業の就業者数477万人から換算すると約3%とまだ低水準であり、現場での言語や文化の違い、制度手続きの煩雑さなどが障壁となっている可能性があります。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/114037/table/6_3_a18f1cb2a123f9bd824c45be059c0347.jpg ]
出典:国土交通省『建設分野における外国人材の受入れ状況等について(https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/content/contents/001948281.pdf)』

一方、「雇用検討中」の事業所が一定割合存在することからも、外国人材を人手不足解消の選択肢として前向きに検討し始めている企業もあることが伺えます。

今後、制度改善や受入環境の整備が進むことで、外国人労働者の雇用が徐々に拡大すると考えられます。
Q4:どのような方法で外国人労働者を採用しましたか?【n=50/複数回答】

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114037/6/114037-6-e0a31cdc29c2b84e1a5ae1490cebaa4a-602x268.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「人材紹介会社(監理団体・登録支援機関・送り出し機関を含む)」が50.0%と最も多く、主な採用手段として利用されていることが分かります。これは建設業界が技能実習生や特定技能外国人を受け入れる際、監理団体や登録支援機関を経由している実態を反映していると考えられます。

次に、「公的機関(ハローワーク・外国人雇用センターなど)」が26.0%、「求人広告」が24.0%となっており、比較的一般的な募集方法を通じた採用も一定数行われています。

特に公的機関の利用は、費用負担が少なく信頼性が高いため、中小規模の事業所にとって魅力的な採用手段となっている可能性があります。

一方、「リファラル(縁故)」は12.0%とやや低い結果ですが、これは外国人労働者がまだ十分に定着しておらず、縁故ネットワークが限定的であることを示唆しています。今後、外国人労働者が業界内で定着・増加すれば、リファラルによる採用の割合が高まる可能性があります。

業界全体として、効率的かつ安定した人材確保のためには、各採用方法の特性を理解し、バランス良く活用することが求められるでしょう。
■Q6:外国人労働者の採用は、あなたの職場にとって成功だったと思いますか?【n=50/単一回答】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114037/6/114037-6-003c2735c54336012f4c9844e13d973f-1504x847.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
外国人採用が「成功だった」と評価した企業は30.0%にとどまり、最も多かったのは「どちらとも言えない」の66.0%でした。

この結果から、多くの企業が外国人労働者の雇用に一定のメリットを感じつつも、言語や文化の壁、受入体制の未整備といった課題も抱えていることがうかがえます。

調査結果全文(計8問)はこちら:https://gaikokusaiyo.com/2025/03/31/27227/(https://gaikokusaiyo.com/2025/03/31/27227/)


【調査結果の引用・転載についてのお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「外国人採用の窓口」の調査である旨の記載および、「外国人採用の窓口」のURL(https://gaikokusaiyo.com/)へのリンク設置をお願いいたします。
記載例
出典:建設業界における外国人雇用の実態調査(https://gaikokusaiyo.com/2025/03/31/27227/)/外国人採用の窓口調べ(https://gaikokusaiyo.com/)


外国人採用の窓口のサービス概要について
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114037/6/114037-6-fd030c6c81146688a75e0a5a5fca1d5c-845x245.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「外国人採用の窓口」は、技能実習生や特定技能外国人などの「外国人労働者を雇用したい企業」と、監理団体・登録支援機関・外国人材紹介会社などの「外国人労働者を紹介したい団体・企業」とをお繋ぎするマッチングプラットフォームサービスです。

■サービスページ:https://gaikokusaiyo.com/

株式会社アルフォース・ワンの会社概要
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114037/6/114037-6-00a663ba48bec3b294cb15fcaaf33e7b-588x264.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
社名:株式会社アルフォース・ワン
住所:〒125-0061 東京都葛飾区亀有3-21-11 藍ビル202
TEL:03-6662-5150
設立:2016年10月3日
代表者:代表取締役 山根 謙生
事業内容:人材採用支援事業、メディア運営事業
URL:https://ulforce-one.co.jp/
お問い合わせ:https://ulforce-one.co.jp/contact/

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