ダイナミックマッププラットフォーム、三井不動産とMOU(基本合意書)を締結 ~ダイナミックマップを活用し、レベル4自動運転トラックによる物流自動化の実現に向け連携~
2025年4月11日(金)15時40分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63188/97/63188-97-f381c83b1db9163c21080c450434b597-712x475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]物流センター外観イメージ(MFLP船橋III)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63188/97/63188-97-83ef15c6bd2ad63b1703e93d86226f0a-702x469.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]物流センター内 車路イメージ(MFLP船橋II・III)
物流業界においては、トラックドライバーの不足といった喫緊の社会課題に対応すべく、自動運転トラックの導入が進められています。高速道路における自動運転トラックの走行実証は政府主導のもと実施されていますが、物流の完全自動化を実現するには、物流結節点となる大規模物流センター内の自動運転への対応についても検討を進めていく必要があります。
当社と三井不動産は今般のMOUにより、レベル4※1自動運転トラックを活用した物流センター内自動化を目的としたサービスの検討及び実装を目指します。その中で当社は、レベル4自動運転トラックが物流センター内においても走行可能となるための高精度3次元地図データ(HDマップ)(https://www.dynamic-maps.co.jp/service/hdmap/)を定義し、物流自動化に必要な情報を連携させたダイナミックマップ(https://www.dynamic-maps.co.jp/column/column-552/)を整備します。また、自動運転トラックと物流センターの運用管理システムの持つ情報をリアルタイムに連携させるダイナミックマップ情報連携システムを構築します。これにより、物流センター内に到着したレベル4自動運転トラックが指定されたバース※2へ向かうための情報提供や、センター内事業者とのシステム連携等が可能となり、物流自動化の実現に寄与します。なお、2025年度中には物流センター内で実証実験の実施を予定しております。
※1 自動運転レベル4: 場所・天候・速度等の特定条件下において、自動運転システムがすべての運転操作を実施
※2 バース: 荷物の積卸し等のためにトラックが停車するスペースのこと
今般の提携について、当社の代表取締役社長CEO 吉村 修一は、次のように述べています。「自動運転トラックによる物流自動化を達成するには、車両側の技術進化だけでは限界があり、自動運転トラックと物流センター側のシステムが相互に連携・融合することが必要だと考えます。本システムが社会実装され、物流センター間を自動運転トラックがシームレスに往来し、センター内では様々なモビリティがスムーズに走行する、そんな未来を各業界の皆さまと密に連携しながら実現していきたいと思います。」
当社は高精度3次元データのプラットフォーマーとして今後も幅広い業界との連携を進め、様々な産業分野におけるイノベーション創出に貢献します。
<ダイナミックマップについて>
ダイナミックマップ(https://www.dynamic-maps.co.jp/column/column-552/)とは、情報のリアルタイム性ごとに4階層に分類された情報を持つ地図データベースの概念を指しています。当社は車線情報、路面情報等をまとめた“静的情報”の基盤となる高精度3次元地図データ(HDマップ)を提供しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63188/97/63188-97-736718b1325b8179da61f78fa9711124-3404x1209.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<三井不動産の物流施設事業について>
三井不動産は、2012年4月より物流施設開発に取り組んでおります。現在では、「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」を旗艦ブランドとして、国内外で開発施設 76物件(国内:66物件 海外:10物件)を展開しております。「ともに、つなぐ。ともに、うみだす。」を事業ステートメントとして掲げ、入居企業の皆さまの課題解決パートナーとして、多種多様なヒト・モノ・コトをつなげること、既存の枠にとらわれない価値づくりに挑戦してまいります。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/
<ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について>
当社は日本政府によるバックアップのもと、国内自動車メーカー10社等の出資により設立されました。日本をヘッドクオーターに、北米・欧州・中東・韓国に拠点を持ち、26ヶ国で事業を展開しています。
現実の世界をデジタル空間に複製する高精度3次元データのプラットフォーマーとして、様々な産業分野におけるイノベーションを支えています。
設立: 2016年6月
本社: 東京都渋谷区
代表者: 吉村 修一
事業内容: 自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供
URL: https://www.dynamic-maps.co.jp/