データとAIでカスタマーサポートを変革するRightTouch、シリーズAラウンドで8億円の資金調達を実施し累計調達額は14.2億円に

2025年4月17日(木)11時17分 PR TIMES

複数プロダクト × 共通AI基盤で、企業と顧客の“負”を解放

株式会社RightTouch(東京都港区、代表取締役 野村修平/長崎大都、以下「RightTouch」)は、グローバル・ブレイン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 百合本 安彦、以下「グローバル・ブレイン」)とGMOインターネットグループのGMO VenturePartners株式会社(代表取締役:杉山 一康 以下「GMO VenturePartners」)を対象とした第三者割当増資に加え、商工組合中央金庫からの借入によりシリーズA ラウンドで総額8億円超の資金調達を実施し、累計調達額は14.2億円となりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98678/34/98678-34-e04ebdefe9bff8fe004a1f36ccf6362f-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■ 資金調達の目的と背景

RightTouchは、「あらゆる人を負の体験から解放し、可能性を引き出す」をミッションに掲げ、カスタマーサポート領域に特化したエンタープライズ企業向けSaaS事業を展開しています。

問い合わせ前の顧客行動をリアルタイムに解析・検知し、ノーコードで適切なチャネルへ誘導できるWebサポートプラットフォーム「RightSupport by KARTE(以後、RightSupport)」を2022年3月にローンチして以降、カスタマーサポートの体験や企業内における業務フロー全体を最適化するためこれまで4つのプロダクトと生成AI機能群をリリースしています。

複数のプロダクトを用いてVoCや顧客行動、企業ナレッジなどのカスタマーサポートにまつわるデータを統合・連携し、 これまで分断されていた各顧客接点やワークフローをつなぐことで、 カスタマーサポートのより深い課題解決、価値創出を行うコンパウンド型の戦略をとっています。

金融業界での活用から始まった当事業はメーカーや旅行、通信などの業界まで活用が広がり、SBI証券、パナソニック、NTTドコモなどの企業に導入いただいています。 プロダクトを通じて実現した自己解決数は2023年時と比較して約15倍に増え、一日あたり約3万件の生活者の困りごとを解決しています(※1)。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98678/34/98678-34-2c787f7f67e6f674b6c28c2d88244d2f-1920x1260.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
累計3.1兆円(※2)と言われるカスタマーサポート市場において、近年の生成AIの急速な発展により大きな変化が起き始めています。

これまで多くの企業では「顧客からの問い合わせを待ち、対応する」という受動的なモデルから脱却できていませんでした。しかし今では世界的に見ても、これまでの受動的な顧客応対から、先回りしてサポートする「攻めのサポート」へとシフトし、海外では「Sierra」や「Ada」をはじめとしたカスタマーサポート分野のテクノロジー企業がユニコーン企業へと成長するなど、業界全体が大きく変革しつつあります。

今回の資金調達を通じて、RightTouchが生成AI時代のカスタマーサポートにおけるあるべき姿の実現を目指し、コンパウンドスタートアップとしての複数の新規プロダクト開発、生成AIを用いた新たなカスタマーサポートのコアデータ基盤の開発など、さらなる事業展開を加速させてまいります。

(※1) 「RightSupport」で計測した顧客の推定自己解決数(2025年2月の日次平均)
 RightSupport 3周年インフォグラフィックスの数値を参照:https://righttouch.co.jp/specials/infographics-2025(https://righttouch.co.jp/specials/infographics-2025)
(※2)コンタクトセンター人員+システムの市場規模合算。矢野経済研究所の公開データなどをもとに当社推計

■ 資金調達の概要
調達金額:8億円
調達方法:第三者割当増資、借入
株主  :グローバル・ブレイン株式会社(グローバル・ブレイン9号投資事業有限責任組合)、GMO VenturePartners株式会社 *順不同
借入先 : 商工組合中央金庫

■ 調達資金の主な活用用途(予定)

1.エンタープライズSaaSにおけるビジネスサイド、プロダクトエンジニアなど全職種の採用強化

2024年末にリリースした新規事業である「RightVoicebot by KARTE」「RightVoC by KARTE」を皮切りに、2025年春以降もさらに複数プロダクト立ち上げを予定しています。

ホリゾンタルSaaSとしてあらゆる業種業界のカスタマーサポート領域における活用拡大を進めるため、事業の核となるプロダクト開発を行うプロダクトエンジニアはもちろん、複数のプロダクトを元にエンタープライズ企業と伴走をしながらカスタマーサポートの課題解決、価値創出を推進するためのコンサルティング、新規プロダクトや新規事業の探索・立ち上げなどを行うビジネスサイドのメンバーの採用を強化していきます。

2. 生成AI領域への本格展開をさらに進める研究開発

カスタマーサポート領域は、VoC(Voice of Customer)やFAQなどのデータが豊富であり、なおかつテクノロジーが介入できていない労働集約型のビジネスモデルであるため、生成AIにより業務効率化やベネフィットが生まれやすい領域となっています。

すでにRightTouchが開発している、AIエージェントやボイスボットなど顧客接点で活用できるAI基盤「Right Intelligence」をはじめ、全プロダクトを融合するコアプラットフォーム開発を加速させるため、AI人材のメンバー採用を強化しています。


■ 投資家からのコメント(順不同)

◯ グローバル・ブレイン Partner 細村 拓也 氏
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98678/34/98678-34-3df77749b17cc9b78352fe92f8cf3759-1135x1214.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]カスタマーサポートはAIの進化で最も早く変化していく市場の一つと捉えています。人手不足でストレス負荷の高い現場、経営改善に繋がる顧客の声が集まる場所、そしてAIと相性の良い顧客対応ナレッジが従来から蓄積されているからです。RightTouchは顧客の問い合わせ前行動を解析して自己解決を促したり、コンタクトセンターへの摩擦が少ないまま連携したりできる、ありそうでなかったプロダクトを提供しています。今後も、機能ごとにベンダーが細分化しているカスタマーサポート市場におけるコンパウンドプロダクト展開を計画中です。領域として規模が大きく、地殻変動が始まるこのタイミングで、大きな成長を目指してプレイドグループからカーブアウトすることを決めたRightTouchを支援できることを光栄に思います。




◯ GMO VenturePartners 取締役ファウンディングパートナー 村松 竜 氏
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98678/34/98678-34-2c415679976e812a30c423bbe8effdaa-1135x1214.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ユーザーフロントは、静的なWeb UIから生成AIを活用した動的・対話的な体験へと進化しています。RightTouchは、この変化を企業の顧客接点に実装する稀有な存在です。データと生成AIを駆使し、顧客体験と業務効率を同時に向上させ、顧客対応をコストセンターから付加価値の源泉へと転換しています。特に金融機関では、顧客接点の最適化が競争優位を左右し、AIの活用が事業戦略の中核となるなか、私たちはフィンテックファンドとしてRightTouchのインパクトに注目しています。金融機関の顧客体験が進化する未来を、RightTouchとご一緒できることを大変光栄に思います。




■株式会社RightTouch 代表取締役 長崎 大都のコメント

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98678/34/98678-34-c8730508541ed84f4567d9b14ecf556b-1140x1214.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今回、RightTouchのビジョンと事業に共感いただいたVCの皆さまよりご出資を頂けたこと、大変嬉しく思っています。カスタマーサポートは3兆円超の巨大市場でありながら、非構造化データとレガシーなシステム、労働集約的な業務に溢れており、AIエージェントによる変革インパクトが最も大きい領域です。私たちは、Webサポートから、音声およびVoC領域、ナレッジ領域など複数のデータとワークフローを統合するプロダクトを通じて、あらゆる生活者と企業のコミュニケーションをなめらかにし、サポート体験を社会インフラへと昇華させていきます。



■ 5/14(水)19:30〜 資金調達記念 オンラインイベント開催

RightTouch経営陣によるオンライン座談会「AIで大変革が起きるカスタマーサポートの未来とRightTouchの戦略」
お申し込みフォーム:https://attendee.bizibl.tv/sessions/seC0e9bT8Hl8(https://attendee.bizibl.tv/sessions/seC0e9bT8Hl8)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98678/34/98678-34-6667ae008a12f835bf3f7353c9e31103-1800x945.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<採用強化中:RightTouch採用概要>
資金調達に伴い、カスタマーサポート領域全体の変革に向けた事業をさらに推進すべく全職種で積極採用中です。

当社のチャレンジにご興味を持っていただいた方はぜひRightTouch経営陣による「オンライン座談会」へのご参加、または以下のカジュアル面談からご連絡をお待ちしております。

全ポジション募集中:https://righttouch.co.jp/recruitment(https://righttouch.co.jp/recruitment)

■株式会社RightTouchについて
「あらゆる人を負の体験から解放し、可能性を引き出す」をミッションに、カスタマーサポート(CS)領域に特化したエンタープライズ企業向けSaaS事業を展開。CS部門の生産性・顧客体験・従業員体験の向上、プロフィットセンター化を支援するWebサポートプラットフォーム「RightSupport by KARTE」、コンタクトセンター最適化SaaS「RightConnect by KARTE」等を提供。金融、通信、小売など大手企業のCS部門に多数導入。

名称 :株式会社RightTouch
所在地 :東京都港区三田3-2-8 THE PORTAL MITA 5F
代表者 :代表取締役 野村修平/長崎大都
設立日 :2021年10月27日
事業内容:「RightSupport by KARTE」「RightConnect by KARTE」の開発、提供
企業URL:https://righttouch.co.jp/(https://righttouch.co.jp/)

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