【老後資金は1億円必要】老後の不安を5年で解決した! 理系男子の給料に手をつけない投資戦略

2025年4月23日(水)6時45分 ダイヤモンドオンライン

【老後資金は1億円必要】老後の不安を5年で解決した! 理系男子の給料に手をつけない投資戦略

大学時代からアニメや声優が好きな“典型的なモテないオタクの理系男子”が、入社した会社でボーナスを貯めた300万円を元手に株式投資をスタート。元手300万円を2年で10倍の3000万円に増やした。その3000万円を1年で5000万円に増やした。結局、しっかりとリスク管理をしながらわずか5年で働きながら資産1億円を突破!その間、月々の給料は日々の生活費やアニメグッズ、声優の推し活に使い、株式投資への資金追加はまったくのゼロ。それでも現在までに、資産3億円超に増やしている。さらに資産を拡大中だ。ズブの素人でも一つずつ階段をのぼりながら、比較的短期間でお金の不安を解消する投資法を初の著書『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』で徹底指南!

Photo: Adobe Stock

老後資金はおおむね1億円必要

老後資金はおおむね1億円必要—そう聞くとショックを受ける人は多いと思いますが、これは事実のようです。

厚生労働省が2024年に発表した「令和5年簡易生命表」によると、80歳を迎えた男性は平均で89歳、女性は92歳まで長生きする。ちょっと余裕を持って「95歳くらいまで生きる」ことを前提に、老後資金を用意する必要があるということのようです。

2023年の「家計調査年報(家計収支編)」によれば、65歳以上の無職・夫婦のみの世帯の平均総支出は月25万959円となっています。近年のインフレーション(インフレ=物価高)を反映して、前年の24万3118円から一気に増加しています。

65歳からの30年間を考えると、総支出は9600万円を軽く超え、夫婦がお金に不自由しないためには、おおよそ1億円が必要になるというわけです。

「自分にはムリだ……」と絶望しなくていい理由

こんな事実を突きつけられて、「自分にはムリだ……」と絶望しなくても大丈夫です。資産1億円の達成は、正しいやり方をすれば可能だと私は思います。そのための手段が「投資」なのです。

私の周りには億単位の資金を運用している“億トレ”の個人投資家がたくさんいますが、よくマネー誌に取り上げられるような投資家も含めて、とくに難しいことをしているわけではありません。

たしかに資産10億円、100億円というレベルになるとリスクのとり方や株式投資に費やす情熱など、常人がまねをするのは難しい面もあります。ところが資産1億円というレベルであれば、当たり前のことをコツコツと、自分に合った再現性のある手法で、十分に達成可能だというのが持論です。

(感情のままに短期トレードを繰り返してしまうタイプだと、大きくお金を減らしてしまうこともあります)

私の投資スタート:「元手300万円で挑戦」

私は投資の知識がゼロの状態から、メーカーに就職して4年間で貯めた300万円を元手に株式投資をスタート。わずか5年で資産1億円を突破し、現在は資産約3億円を運用しています。

繰り返しますが、最初の元手300万円から追加した投資資金はゼロです。会社員として稼いだ給料をできるだけ株式投資に回す「入金投資法」を推奨する人もいますが、私の場合、人生を楽しむためにも給与収入を生活費と趣味にすべて費やしたので、追加入金は一切していません。

「出世魚」のように投資ステップアップ

資産3000万円を突破した時点で、最初の元手300万円分を出金して相殺し、それ以降は株式投資で得た利益のみで資産を3億円に増やしています。

私は資産の規模に応じて出世魚のようにステップアップする投資手法で、元手を堅実に増やし、短期間で資産を拡大してきました。

現在は株式投資をする傍ら、個人投資家同士の情報交換を目的とした「湘南投資勉強会」を主宰し、企業の参加型IR(投資家向け広報)説明会・投資家交流会も開催しています。

※本稿は『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

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