トヨタ世界販売、4年ぶり減少1027万台…RAV4など好調の北米は前年並み・中国では5・9%減

2025年4月24日(木)13時30分 読売新聞

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 トヨタ自動車が24日発表した2024年度の世界販売台数(トヨタ、レクサス両ブランド)は、前年度比0・3%減の1027万台で4年ぶりに減少した。国内では量産に必要な認証「型式指定」を巡る不正の影響があったが、北米を中心にハイブリッド車(HV)が好調で全体では前年並みを確保した。

 地域別では、海外が0・1%減の876万台だった。北米はリコールがあったが、スポーツ用多目的車「RAV4」などが好調で前年並みの273万台、中国はBYDなどの台頭を受けて5・9%減の178万台だった。国内は1・6%減の150万台となったが、年度後半の新車投入効果もあり、小幅な減少にとどまった。

 電動車の販売は23・2%増の474万台で過去最高を更新した。HVは21・4%増の431万台、電気自動車(EV)は23・9%増の14万台だった。

 世界生産は2・9%減の967万台だった。国内は認証不正の影響もあり、2・2%減の323万台。このうち海外への輸出は194万台、米国向け輸出は54万台だった。

 ダイハツ工業、日野自動車を含むグループ全体の世界販売は0・7%減の1101万台だった。

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