国内初のカジノを中核としたIR、万博会場の隣接地で起工式…ホテルや国際会議場なども整備

2025年4月24日(木)12時47分 読売新聞

夢洲の統合型リゾートの予定地(2023年3月、大阪市此花区で、読売ヘリから)

 国内初のカジノを中核とした統合型リゾート(IR)の起工式が24日、大阪湾の人工島・夢洲ゆめしま(大阪市此花区)で行われた。IRは2030年秋頃に開業する予定。予定地は大阪・関西万博の会場に隣接しており、騒音や景観の対策を取りながら工事が進められる。

 IRの予定地は夢洲北側の49・2万平方メートルで、カジノ施設や三つのホテル、国際会議場などが整備される。夢洲南側で10月13日まで開催される万博への影響を考慮し、大型連休中やお盆に工事を休止したり、くい打ち工事のピークを閉幕後の12月頃にずらしたりする。

 起工式では、事業者の「大阪IR株式会社」のエドワード・バウワーズ代表取締役(MGMリゾーツ・インターナショナル日本法人社長)や大阪府の吉村洋文知事、大阪市の横山英幸市長らが出席。バウワーズ氏は「世界から称賛される統合型リゾートの実現に取り組んでいく」と述べた。

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