砂を通じた友好で初の出展地域間協定!“砂”をテーマにしたパビリオン同士が大阪・関西万博で国境を超え結託 鳥取県とヨルダン館が「サンド・アライアンス」を締結

2025年4月25日(金)14時46分 PR TIMES

砂をきっかけに「砂がり(=つながり)」両国の魅力を相互に発信していくことを宣言

 鳥取県は、2025年4月13日(日)に開幕した「大阪・関西万博」にて関西広域連合が設置する「関西パビリオン」の1区画に、まんがや自然など様々な要素を詰め込んだ「鳥取県ゾーン」を出展しています。
 見どころである「鳥取無限砂丘」は、鏡で覆われた六角形の室内に10トンに及ぶ鳥取砂丘の砂(国立公園区域外の鳥取砂丘の砂を使用)を敷き詰めて鳥取県の代表的な観光資源である「鳥取砂丘」を再現し、来場者が虫眼鏡型デバイスを使って砂の上を歩きながら探検し、鳥取県の観光資源を探す体験展示です。
 砂の輸送シーンなどでも開幕前から話題を呼んでいた本展示ですが、ヨルダン館と砂の展示が似ているとSNSを中心に話題に。
 そこで鳥取県は、「砂」に関連するパビリオンとして「サンド・アライアンス」を結成し相互に連携して盛り上げていくことをヨルダン館に働きかけたところ両者の意見が合致しました。
 4月23日(水)に大阪・関西万博にて執り行われた調印式には鳥取県平井知事とヨルダン館 シファ・ズグール ハッダード政府代表代行が登壇。互いがもつ砂丘・砂漠という美しい自然を称えるとともに、今後の相互の「砂の展示」の魅力発信に向け、万博出展地域間初となる協定を締結しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78201/136/78201-136-b7667f527d29ba35895a09fa45f9c21d-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
“砂”をきっかけに国境を超えて繋がる「サンド・アライアンス」
 SNS上で共通した砂の展示が話題になったことがきっかけでうまれた本同盟ですが、調印式は終始和やかな空気のなか執り行われました。平井知事は「今日こうしてヨルダンのパビリオンとサンド・アライアンスを結ぶことができました。企画が”砂被り”していましたが、素晴らしい展示をお互いに提供しあうことができ、この万博が開かれたことで、砂で”すながる”(繋がる)ことができたと思っています。」と、大阪・関西万博をきっかけに新しいつながりができたことに喜びのコメント。
 ヨルダン館シファ政府代表代行はユーモア溢れる平井知事のコメントに笑顔で「ヨルダン館と鳥取県がこのようなサンド・アライアンスを結ぶことができ、とてもうれしく思います。今回の展示では平和を願った、誰でも入れるヨルダンの家の様な空間に皆様をお招きします。日本でヨルダンの世界を体験してもらえると嬉しいです。」とコメントしました。署名のあとには、友好の証にお互いの展示に使用されている“砂”を交換。砂丘とは違うヨルダンの赤い砂に平井知事は驚いた表情をみせました。続けて両地域のマスコットキャラクターが交換されました。ヨルダンのキャラクター「シーファ」は、なんとキャラクター文化が定着している日本での万博開催に合わせて制作されたものとのこと。
 調印式のあとは両展示を一緒に体験し、地域の魅力を共有し合いました。鳥取県ブースを訪れたシファ政府代表代行は、虫眼鏡型デバイスを体験しながら「素晴らしいコンテンツで(鳥取県に)行きたくなりました。素晴らしいアイデアとプロデュースだと思います。」とコメント。また、ヨルダン館を訪れた平井知事は砂の感触を確かめながら「鳥取よりも細かい感じがします。万博という素晴らしい機会に友情を結び合う、しかも砂で交流していく、そんな1日が始まった気がします。」とコメントし、今後も両パビリオンで協力してその魅力を発信していくことを宣言しました。
 なお、両パビリオンには、交換された砂やぬいぐるみが展示されている他、鳥取県ゾーンには両地域の友好の証として鳥取県とヨルダンの砂で作られた、ヨルダン館の職人によるサンドアートも展示されています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78201/136/78201-136-4ecf95161a4f4553ec07c8963c617df6-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ヨルダン館訪問の様子
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78201/136/78201-136-c0cc557678b40f71436b0c5211b8d58b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]鳥取県ゾーンご案内の交流[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78201/136/78201-136-585b62f365b46b03565bba57e8d511c0-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]鳥取県とヨルダンの砂で作られた友好の証のサンドアート
鳥取県ゾーンとは
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78201/136/78201-136-5d6277a491d833923826332f144995dd-838x510.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 鳥取県ゾーンのテーマは、「まんが王国とっとり」・「鳥取砂丘をはじめとする特徴的な自然」・「鳥取の文化がはぐくんだ豊かな食」です。
 まんが王国とっとりコーナーでは、鳥取県出身のまんが家、水木しげる氏、谷口ジロー氏、青山剛昌氏の紹介や、先生ゆかりの観光施設をみることができます。また海外で出版された作品やまんが王国とっとりならではの貴重なグッズも展示しています。
 鳥取砂丘の砂(国立公園区域外の鳥取砂丘の砂を使用)を敷き詰めた「鳥取無限砂丘」では、虫眼鏡型デバイスを持って鳥取砂丘の砂の上を歩くと、虫眼鏡に鳥取県の特産物や観光地、民工芸やキャラクターなどが現れ、無限に広がった鳥取砂丘に没入できる空間になっています。時間になると「鳥取無限砂丘」でプロジェクションマッピングが始まり、鳥取県の豊かな自然や観光地、また文化や工芸などの映像の中に入り込んでいるような感覚が味わえます。
ヨルダン館とは
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78201/136/78201-136-3f470fa59e43e813be1da0312b8ae58d-320x180.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ヨルダン館では「時を紡ぐ」をテーマにさまざまな日本人のアーティストの方々と協業しています。ヨルダン館の「風土・味・香り」を通じて、今までにない中東の世界へ皆様を誘います。
 360度のシアタールームでは実際の砂漠の砂を22トン本国から直接輸入し、実際の砂漠の雰囲気を感じていただきながら、ヨルダンの歴史をお楽しみいただけます。豊かな現代性と由緒ある伝統が交じり合う空間でヨルダン館が放つ「瞬間の美」を感じていただけます。
 死海のエッセンスをご堪能いただける特別なスパエリアも常設しております。歴史あるヨルダン。新しい道標を探究できる唯一無二の空間です。それはまさに「ヨルダン館」の世界に袖を通した瞬間に、ご自身の中から優美な色彩感と感性が滲み出す「時」を感じていただけます。当日は会場にて是非ヨルダン館が想う、独創的な大胆さと真価をご体感ください。

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