先生が“子どもと向き合う時間”を取り戻す―学校業務DX SaaS 「レルヴァ」 を提供開始
2025年4月28日(月)18時17分 PR TIMES
株式会社ムツキトーカ(本社:大阪市中央区、代表取締役:永松慎二)は、学校現場のアナログ業務をクラウド化するSaaS 「レルヴァ(LERVA)」 を開発しました。
レルヴァは、給食アレルギー情報を教員のスマートフォンへLINEで通知するほか、保護者との紙の提出や確認に伴う人的ミスを二重チェックで防止。
生徒のアレルギー確認に伴う負担を軽減することで、「子どもと向き合う時間」を確保し、教育の質を高めることを目的としています。
今回は開発を行った合同会社Take fooがサービスを紹介し、株式会社ムツキトーカ代表 永松慎二様にサービスについての思いをインタビューしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160099/1/160099-1-2437d7d6afba0c8a61210fc7894ab1c7-422x501.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]レルヴァ ロゴイメージ
社会的背景 — 紙とハンコが残る学校業務
日本の学校現場では、今なお紙書類による申請・確認作業が多数残っており、教師が児童生徒と向き合う時間を圧迫しています。永松様の22年に渡る学校事務経験や、現場のヒアリングによると
- 給食アレルギー管理に関する情報共有が紙メモや口頭で行われ、ミスが発生しやすい
- PCは配布済みだがネットワーク制限が厳しく、校内でのリアルタイム確認が困難
といった課題が浮かび上がりました(後述インタビュー参照)。
レルヴァの特長
1. アレルギー情報の即時プッシュ通知
メール通知のほか、LINEと連携を行うことにより、指定時間にアレルギー情報を受け取ることが可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160099/1/160099-1-10e2cd564c4a80bc9b44dd50272e1d14-960x1992.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]LINEへのプッシュイメージLINEへのプッシュイメージ献立に対して、どの生徒さんが食べられないか一目でわかるようになっています。
2. クラウドSaaSのため、学校や自治体が導入しなくても個人契約で即日利用可能
個人・団体を問わず利用していただけるサービスとなっており、ご興味がある方は個人でも導入が可能です。
3. 今後は学校や教育委員会など、団体への導入サポートも実施予定
現在は個人向けサービスですが、団体向けへの導入支援などを通じて、教育の現場で多く使っていただけるよう開発を進めていきます。
また、介護施設での食事提供のように、食とアレルギーは教育の現場以外でも切り離せない問題です。
様々な場所・機関でご利用いただけるようなサービスを目指しています。
LERVAに込められた想い
「学び」「learn」「学び場」「VIVA」それぞれの意味を持つ単語を組み合わせた造語です。
学校給食において、教職員が安心して給食を提供できるように、学びの場を提供することを目指しています。
また、学校給食を通じて、子どもたちが元気に学び、生活できるように、VIVA(生活)を応援します。
株式会社ムツキトーカとは?
1月10日生まれの睦月十日(むつきとうか)にちなんで、この企業を設立しました。
私たちの使命は、創設者がこの世に生まれた意味を仕事を通じて具現化し、教育とスポーツを融合させて、すべての人が豊かな人生を送れるよう支援することです。
メインの事業内容となる学校業務DXシステムでは、学校で働く先生の業務時間を短縮し、教育の本質である「子どもたちと向き合う時間を作ってほしい」という思いから、学校業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に取り組んでいます。
その第一歩として、給食におけるアレルギー情報を管理するサービス「レルヴァ」を開発しました。
インタビュー — 現場の声と開発の裏側
ムツキトーカの永松氏にレルヴァ開発に至った経緯と今後の展開についてインタビューを行いました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160099/1/160099-1-0195c9779ecf419c3b2925d1cd8e149d-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社ムツキトーカ 代表取締役:永松慎二様
導入前の課題・背景
Q. まず、株式会社ムツキトーカについて簡単にご紹介いただけますか?
A. 「学校事務職員として22年、サッカー・フットサル指導者として活動している経験から、教育とスポーツを通じて社会を変えたいと考え創業しました。」
Q. 学校業務DXシステム事業を始めた背景は?
A. 「学校現場ではアナログで煩雑な業務が多数存在し、先生が子どもたちに向き合う時間がそがれていると感じました。内部からの工夫では解決できない問題をソリューションの開発で解決したいと思ったことが動機です。」
Q. 特に非効率さを感じていた業務は?
A. 「紙の記入・提出・確認が多く、ケアレスミスが起こりやすい。またPCを配給されていますが、頻繁に確認できず、使用の自由度も低い環境でした。」
実際に使ってみての効果・反応
Q. レルヴァを試験導入した反響は?
A. 「個人の携帯にプッシュ通知が来ることで“気づき”と“二重チェック”が機能し、さりげない所に手が届くサービスだと好評です。」
Q. サービスを通じて実現したい未来は?
A. 「先生が多くのタスクに追われることなく、教育の本質である子どもたちと向き合い、育てていくことに集中できる未来を想像しています。」
Q. 今後の機能拡張は?
A. 「研修・説明会などの研修をプッシュ通知、時間割編成、通知表管理など「気づき」と「業務時間短縮」を焦点にあてていきたいです。何より使いやすさ、見やすさを追及し、利用のハードルを下げたいと考えています。」
今後の展開について
Q. 同じ課題を抱える学校・団体へ伝えたいことは?
A. 「学校や自治体が採用されなくても、個人で利用できるように仕組みを作っています。便利だから使ってみたいと思ったときに即利用できることができます。これから実装していく機能について「こういう機能が欲しい」という意見を沢山反映し、使いたい機能だけを使えるようにSaaSサービスとして展開していきます。」
合同会社Take fooの開発パートナーとしての感想
Q. 開発チームへのひとことをお願いします。
A. 「思いを共有できる開発パートナーに出会えず苦労しましたが、Take fooのおかげで1期目で完成。現場課題への共感も深く、引き続き協力をお願いしたいです。」
合同会社Take fooについて
合同会社Take fooは大阪府堺市堺区を拠点にシステム開発・Web制作を行っております。
大きなシステム会社には頼みにくい中規模・小規模のシステム開発や、副業・新ビジネスをシステムの面からサポートしていきます。
ご気軽にHPよりお問い合わせください。
お問い合わせ
レルヴァに関するお問い合わせ
株式会社ムツキトーカ・レルヴァに関するお問い合わせ
サービスページ:https://lerva.mutsukitoka.com/
会社HP: https://mutsukitoka.com/
E-mail:info@mutsukitoka.com
システム開発のご相談・お問い合わせ
合同会社Take foo
会社HP:https://take-foo.com/
E-mail:k.nakagawa@take-foo.com
TEL: 072-200-3295