中西瑛理香×因幡都頼 二人展「スクロール」開催決定
2025年4月30日(水)13時17分 PR TIMES
大丸松坂屋百貨店がGINZA SIX 5階で運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アール グロリュー ギャラリーオブトーキョー)」にて、画家の中西瑛理香と因幡都頼による二人展「スクロール」を開催します。
会期は2025年5月8日(木)から5月14日(水)まで。(最終日は18時閉場)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25003/3047/25003-3047-b89b559bf8167f83678875e6404eb819-1390x973.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本展はスマートフォンやPCの上で指を滑らせる“スクロール”する感覚で鑑賞者が空間を移動しながら体験する展示です。中西氏は現在希少となった動植物をテーマに、古典的な技法を基盤としながら、主観的なデフォルメや現代的な要素を融合させ、日本古来の美意識である「間」や「感じ取る」ことを大切にした表現を探求しています。
一方、因幡氏は時代ごとに変わる「リアル」を記録しながらも、それが他者によって自由に読み替えられる余地を作品に 組み込むことを意識しています。
作品のもたらす解釈の余白は鑑賞者の想像を促し、歩みとともに変わる景色や、時間や視点の交錯を感じることで、作品の語る物語の広がりを味わうことができます。そして作品をたどるうちに視野が開け、物語につながりが生まれていきます。
また、本展ではプリンターとしても活動するグラフィックユニットZONSHANGとのコラボレーションによる、手刷りのスクリーンプリント作品も展示販売いたします。
絵巻を繰るように、歩みとともに広がる物語--。
あなた自身のスクロールで、その瞬間にしか出会えない世界をお楽しみください。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25003/3047/25003-3047-46662aea0097081fb5097c2a5c217868-742x457.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]中西瑛理香「SWING!」、72.7×116.7cm、岩絵具、水干絵具、洋箔、麻紙、2025年
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25003/3047/25003-3047-4df608e174b948b86436394c1e3d7bf2-712x487.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]中西瑛理香「にらめっこ」、50×72.7cm、岩絵具、水干絵具、ミクストメディア、洋箔、麻紙、2025年
■中西瑛理香
1988年生まれ
2016年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了
現在希少となった動植物をテーマに、古典的な技法を基盤としながら、主観的なデフォルメや現代的な要素を融合させた表現を探求している。自然や生命への深い敬意を出発点とし、日本古来の美意識である「間」や「感じ取る」ことを重視。空白や余白は鑑賞者の想像を促し、さらに作中の生命の存在感を際立たせることで、見る人との対話を生み出す。希少動植物の現状には人間活動がもたらした多くの課題が含まれている。作品を通じて環境への気づきを喚起し、日本の精神文化と現代の視点を交差させながら、新たな発見の機会を提示することを目指している。
個展
2017年 「中西瑛理香個展 遠ざかる海」コート・ギャラリー国立(東京)
2024年 「REC point」Anicoremix gallery(オンライン個展)
受賞歴
2012年 第 48 回神奈川県展 平面立体 奨励賞 受賞
2014年 武蔵野美術大学日本画学科卒業制作 優秀賞 受賞
クライアントワーク
2019年 Google Japan 渋谷ストリームオフィス内作品レンタル一点レンタル依頼及び展示
2020年 「株式会社西原商会」様 新社屋記念寄贈品として「株式会社ニイタカ」様より作品制作依頼
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25003/3047/25003-3047-b67d78b777e816a32c3772ae79b11ceb-707x493.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]因幡都頼、「朧」(おぼろ)、33.3cm×53cm、麻紙、樹脂膠、銀箔、水干絵具、アクリル、2025年
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25003/3047/25003-3047-988270b2818b1a662f7bfeae62737b77-656x544.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]因幡都頼、「本日も晴天」、60.5×72.5cm、麻紙、樹脂膠、水干絵具、アクリル、2025年
■因幡都頼
1988年 北海道生まれ
2012年 武蔵野美術大学 日本画学科卒業
2023年 武蔵野美術大学 日本画学科非常勤講師
歴史に残るおとぎ話や伝承は、実際の出来事が時代や文化を通して姿を変えたものであり、そこには、当時の人々が感じていた現実や世界認識が、かたちを変えて息づいている。
不思議な出来事も、悲しい事件も、因幡が目撃し記録したものは、誰かにとっては作り話であり、時に喜劇として受け取られるかもしれない。その揺らぎは、イメージと言葉が交わる表現の中で、現実と幻想の境界を溶かし、解釈の「余白」を生み出している。因幡は、時代ごとに変わる「リアル」を記録しながらも、それが他者によって自由に読み替えられる余地を作品に組み込むことを意識している。「時間」「視点」「物語」が交わる場所を立ち上げ、見る者の中で、少しずつ意味がずれていくこと。その曖昧さや重なりこそが、彼の作品の根にあるものである。
主な個展
2023年 「広すぎて、狭すぎて」(galleryMONMA/札幌)
2024年 「うやむやな撮れ高」(+dayone gallery/有楽町)
受賞歴
2017年「第20回 岡本太郎現代芸術賞」展 入選(川崎市岡本太郎美術館)
■展示概要
会期:2025年5月8日(木)〜5月14日(水)
営業時間:10:30〜20:30(最終日18:00閉場)
会場:Artglorieux GALLERY OF TOKYO
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 5階
HP: https://artglorieux.jp/
入場料:無料
企画:SATOSHI NAGAI
アールグロリューは、株式会社大丸松坂屋百貨店が運営するギャラリーです。
※詳細はHPにて順次掲載します。ご確認くださいませ。
※イベントや展示内容は諸般の事情により変更・中止となる場合があります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25003/3047/25003-3047-6f6797ce28db95507c9fdbe5a313bb04-450x118.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]