宮城のラプラスヨーカンや長崎のデンリュウカステラ…ポケモンと名産品コラボの物産展、仙台で初開催
2025年4月30日(水)23時30分 読売新聞
推しポケモンと名産品のコラボ商品が並ぶ売り場(24日、仙台市青葉区で)
人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターと、各地の名産品がコラボした商品を販売する巡回展「ポケモンローカルActs物産展」が、藤崎本館7階(仙台市青葉区)で開かれている。グッズなどを手がける「ポケモン」(東京)が地域振興として行う事業の一環で、お目当ての一品を求めて買い物客で連日にぎわっている。5月6日まで。
同社は2018年以降、12道県で地域のイメージに合った「推しポケモン」を選び、それぞれの地域の魅力発信をサポートする「ポケモンローカルActs」を展開。宮城県は、19年から「ラプラス」が「みやぎ応援ポケモン」として活動している。
同物産展は、地域への関心を高め、足を運ぶきっかけにしてもらう目的で同社と各地域の百貨店などが連携して開催。宮城県での開催が初めてで、今後、各地域を巡回する予定という。
会場には、和菓子店「白松がモナカ本舗」(仙台市青葉区)の「ラプラスのヨーカンセット」や、長崎県の推しポケモン「デンリュウ」が箱に描かれた老舗カステラ店「文明堂総本店」のカステラなどポケモンとのコラボ商品約350種類がずらり。物産展オリジナルのキーホルダーなど計90種類も限定販売するという。
初日となった24日のオープニングセレモニーでは、12道県の推しポケモン全15匹が集合した。ポケモンの広瀬千尋シニアディレクターは「ポケモンの力で、地域と人々をつなぎ、新たな絆が生まれることを願っている」と語った。
土日、祝日には抽選で各地の推しポケモンと触れ合えるイベントも行われる。午前10時〜午後7時(金・土は午後7時半、最終日は午後5時まで)。