天然ミネラルウォーター「日田天領水(TM)」によるスギ花粉アレルギー症状の緩和・抑制効果を確認~九州大学との共同研究の成果を発表 ~
2025年5月1日(木)13時47分 PR TIMES
本研究は、日田天領水がスギ花粉症をはじめとするアレルギー疾患に対する新しい予防法や治療法としての可能性を示すものであり、この研究結果が今後の臨床試験やヒトを対象にした研究に繋がることが期待されます。研究チームは、日田天領水のさらなる効果を探求し、アレルギーのみならず、様々な疾病に悩む多くの人々への新たな解決策を提供することを目指します。
※Heliyon(ヘリヨン)はエルゼビア社が創刊したオープンアクセス誌で、世界的学術出版社エルゼビア社が発行する、科学的信頼性と倫理性を重視したオープンアクセス学術誌です。
研究の背景・目的
日本人の約3人に1人がスギ花粉症※とされ、年々患者数は増加傾向にあります。スギ花粉症は代表的な季節性アレルギーであり、鼻水・くしゃみ・目のかゆみなど日常生活に支障をきたす症状が社会問題化しています。こうした状況を背景に、本研究では、天然ミネラルウォーター「日田天領水」がスギ花粉症のアレルギー症状を軽減させる効果があるかを検証することを目的とし、モデルマウスおよび培養細胞を用いた試験を行いました。※2022年環境省「花粉症環境保健マニュアル」より
研究の方法
●スギ花粉症モデルマウスの作製マウスにスギ花粉アレルギーを引き起こす物質(Crj1)と補助剤を投与し、スギ花粉症モデルマウスを作製しました。
●日田天領水の投与
作製したモデルマウスを複数のグループに分け、日田天領水、市販の天然水、水道水をそれぞれ異なる方法(飲用、腹腔内投与)で投与しました。
●アレルギー症状の評価
鼻をこする回数、くしゃみの回数、血清総IgE値を測定し、アレルギー症状の程度を評価しました。
※IgEは、アレルギー反応が起こるときに体内で増える抗体の一種で、この数値が高いほどアレルギー反応が強い可能性があります。
●免疫細胞への影響の観察
マスト細胞からの炎症物質の放出の影響、ヒトリンパ球を使用した免疫細胞への影響を調べました。
研究成果
●アレルギー症状の緩和・抑制スギ花粉症モデルマウスに対して日田天領水を一定期間摂取させたところ、水道水や市販の天然水を与えたマウスと比較して、花粉症の主な症状である鼻水、くしゃみ、目のかゆみといったアレルギー症状が有意に軽減されました。
●免疫細胞への作用機序
これらのアレルギー症状の軽減は、IgE産生量の減少、マスト細胞を用いた試験、ヒトリンパ球を用いたサイトカイン産生試験から、免疫細胞の特定のサイトカイン産生に影響を与えることで、アレルギー反応を抑制することが示唆されました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/159261/4/159261-4-8077d5644c9073d8207af0e7e17f7c5e-984x1047.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]※血清中のIgE量
●抗酸化性の関与
さらに、本研究では日田天領水は細胞に対する高い抗酸化作用を確認し、これらの効果がアレルギー抑制に寄与していることが示唆されました。
論文掲載URL:https://www.cell.com/heliyon/fulltext/S2405-8440(24)02946-3
<会社概要>
社 名 : 株式会社日田天領水
代表者 : 代表取締役 石井 賢治
所在地 : 〒877-0074 大分県日田市中ノ島町647
URL : https://www.hitatenryosui.co.jp/
事業内容 : ミネラルウォーター製造
設 立 : 1999年2月
1999年からミネラルウォーター「日田天領水」を製造。
HACCPシステムによる衛生管理はもちろん、食品安全マネジメントの国際規格ISO22000・FSSC22000を認証取得し、安全確保のあり方や衛生管理において厳しい体制のもと、より安心できる製品を提供しています。主力商品の「日田天領水」は全国のスーパーマーケットやドラッグストアで販売されており、近年は海外からの要望も高まり、世界15か国に輸出しています。
—— 本リリースに関するお問合せ先——
株式会社日田天領水
担当:平川
〒877-0074 大分県日田市中ノ島町647
TEL:0973-22-7777 FAX:0973-27-6666