夢洲で整備進む「大阪IR」、社名を「MGM 大阪」に変更…米リゾート大手のブランド力活用

2025年5月8日(木)9時30分 読売新聞

米ラスベガスでMGMが運営するカジノ

 大阪市の人工島・夢洲ゆめしまで整備されている国内初のカジノを中核とした統合型リゾート(IR)の事業会社「大阪IR」が、社名を「MGM 大阪」に変更することが7日、分かった。米リゾート大手MGMリゾーツ・インターナショナルのブランド力を活用し、国際的な知名度の向上を図っていく。

 大阪IRには、MGMの日本法人とオリックスが約41%ずつ出資し、パナソニックホールディングスや鉄道大手など、関西を中心に22社が残りを出資している。社名変更後も、この出資比率は変わらないという。

 MGMは世界35か所で、カジノやホテル、劇場などの総合レジャー施設を運営し、年間9000件以上のショー・イベントを手がけている。世界大手のエンタメ企業としての認知度をいかし、大阪への有力コンテンツ(内容)の誘致や、富裕層の誘客に弾みを付ける狙いがあるとみられる。

 大阪でのIRは、大阪・関西万博の会場隣接地に整備され、2030年秋頃の開業を目指している。年間2000万人の来訪と、約5200億円の売り上げを見込む。

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