大型ロールプレスによる受入テストの提供を開始

2025年5月13日(火)17時47分 PR TIMES

 新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長:永井 淳)は、二次電池の電極の緻密化や、フレキシブル基板など機能性フィルムの貼合せ試験を目的に、この4月から幅広製品にも対応可能な大型ロールプレス装置による受入テストの提供を開始します。

  
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58550/111/58550-111-36d2d4a8538a528e8538d9a242219e85-1060x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]大型ロールプレス装置[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58550/111/58550-111-4672574c882fb0d2293ab2cfec07d44e-227x187.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ] 加工されて機械から出てくる製品

 この度設置が完了した大型ロールプレスは、世界唯一のオール電動式で、試験装置としては国内最大級の加圧力と加工幅を実現しました。従来装置に比べ5倍の600mm幅までの対応が可能となり大サイズの二次電池用電極や機能フィルムに適応しており、最大加圧力2100kN、最高線圧60 kN /cm※、最高ロール温度250℃と次世代二次電池用電極で要求される厳しい条件での試験にも対応が可能です。
 またロール振れ精度±1μmならびに温度精度±0.5℃といった高精度での試験を実現しました。さらに、オール電動にしかできない位置制御モードはその高応答性により、リアルタイムに加圧条件を変更しながらの加工が可能なうえ、加圧後の製品厚みを測定できるセンサも具備しており、その場で加工結果が検証できます。材料の搬送速度もMAX120m/分とお客様の量産条件より高速での対応が可能です。

 当社は長年培ってきた電動駆動技術を軸に、オール電動ならではのフレキシブルな加工条件により、お客様と共に今までにない新しい答えを見つけるための場として受入テストを提供します。

 ※線圧60kN/cmは一円玉に象一頭が乗るくらいの力がかかり、最大加圧力2100kNは象50頭分
  くらいの力がかかります。

お客様のご要望にお応えできるよう今後も新たな技術に挑戦してまいります。

■会社概要
会社名:新東工業株式会社
設立:1934年10月2日
代表者:代表取締役社長 永井 淳
事業概要:鋳造事業を核に、魅力ある表面づくりを提供する表面処理事業や、働く人の安全と健康を守る環境事業、様々なものづくりの基盤となるメカトロ事業を展開。近年では、ロボット用センサや介護機器、IoTサービスなどの新分野にも参入。
Webサイト:https://www.sinto.co.jp

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