大人用紙おむつと包装資材を1台のトラックで輸送 大日本印刷グループと共同輸送の取り組みを開始
2025年5月14日(水)12時47分 PR TIMES
※DNPロジスティクスと王子物流の福島から東京へ輸送するトラックの合算
王子ネピア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森平高行)と王子物流株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:塩澤実)は、大日本印刷株式会社のグループ企業で物流会社の株式会社DNPロジスティクス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松村弘之)と、両社の福島県内の工場で製造した商品を1台のトラックに混載して、関東・東京の両社拠点に輸送する共同輸送を2025年5月中旬より開始いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61604/75/61604-75-fc36f97267411cf600d34894e2a8bf0c-3900x2402.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2段積輸送(前方:ネピア商品 後方:DNP商品)
【取り組みの背景】
2024年4月にトラックドライバーの時間外労働の上限規制と改正改善基準告示が適用され、“輸送力低下”や“人手不足”などの「物流2024年問題」が大きな課題となっています。このような課題に対してDNPロジスティクスは福島県からの自社の配送トラックの積載率をより高めるためのパートナー企業を探していました。これを受け、同じく福島県の工場で大人用紙おむつを製造している王子ネピアとその配送を担う王子物流は、2024年12月より福島から東京への共同輸送の実証実験に取り組んでまいりました。その結果、福島から東京へ輸送するトラックの台数を両社合算で年間60台削減し、従来の半数となったことにより、対象区間におけるCO2排出量を年間50%削減する見込みが立ったことから、3社は5月中旬より共同輸送を開始いたします。王子ネピアは今後もミッションステートメント「人と地球に、ここちいい。」のもと、商品づくりや配送などにおける環境負荷低減の取り組みを継続してまいります。
輸送順
1、 王子ネピア福島工場(福島県福島市)で大人用紙おむつを積み込み
2、 DNPテクノパック泉崎工場(福島県西白河郡泉崎村)で包装資材を積み込み
3、 DNPグループ関東拠点の工場・倉庫で荷下ろし
4、 王子ネピア江戸川倉庫(東京都江戸川区)で荷下ろし
荷下ろしの関係からトラック荷台前方にネピア商品、荷台後部にDNP商品を積み込み
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61604/75/61604-75-5df7853e0bc94518acdeda3045685950-1071x438.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【共同輸送の主なポイント】
- 福島から東京へ輸送するDNPロジスティクスの輸送トラックを1段積から2段積輸送に変更段積ラックを設置し、2段積にすることでトラック荷台スペースを確保し共同輸送を可能にしました。
- 福島から東京へ輸送するトラックを両社合算で年間60台削減することで従来の半数となり、対象区間におけるCO2排出量を年間50%削減する見込み。
- 共同輸送による両グループの製品の品質に影響がないことを確認しています。