ENEOS「令和7年度海洋資源を活用したCCUSに関する調査検討業務」の受託について

2025年5月20日(火)10時47分 PR TIMES

ENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)は、国立研究開発法人 海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)、国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所(以下「PARI」)と共同で、環境省より「令和7年度海洋資源を活用したCCUSに関する調査検討業務」 (※1) (以下「本業務」)を受託しましたので、お知らせいたします。

本業務は、CO2吸収源対策としての「ブルーカーボン」の拡大のために、深海域における海藻類の挙動や周辺環境に及ぼす影響等(※2)について調査・検討を行い、海洋資源を活用したCCUS(※3)の推進及びエネルギー起源CO2削減に資することを目的に行うものです。

ENEOSは、CO2吸収源としての期待が大きい大規模ブルーカーボン取組(※4)の実現を目指し、深海における海藻類の挙動把握ならびに海藻類による深海域への影響評価のために潜航を含む船舶調査、炭素貯留量の把握及び影響評価についてのシミュレーションモデルを使った検討等を3者共同で行ってまいります。船舶調査では、世界トップクラスの潜航能力(最大潜航深度6,500m)を持つ有人潜水調査船「しんかい6500」を活用予定です。

ENEOSは、これまで海草・海藻藻場再生事業においてカーボンクレジット(Jブルークレジット)の認証・取得や産官学連携による大規模ブルーカーボン創出の検討(※5)を進めており、これらの知見を活かし、本業務を通してブルーカーボンの取組を加速します。

<本業務における取組体制>
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39980/52/39980-52-d0ba97c022a54bb87fff159a25f8c82b-893x173.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<本業務における計画概要>
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/39980/table/52_1_fa82b48ef8de69bd6901131d7950a395.jpg ]

<本調査における取組体制>
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/39980/table/52_2_58f320b1813637cf6487da7edfc31800.jpg ]
<本業務における主たる使用船舶>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39980/52/39980-52-079740ae7069a83bd64427ed39bf09d5-742x212.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]  深海潜水調査船支援母船「よこすか」(C)JAMSTEC      有人潜水調査船「しんかい6500」 (C)JAMSTEC
ENEOSは、Scope1、2のCO2排出量を2040年度までに2013年度対比73%削減、そして2050年度までにカーボンニュートラルを実現するという目標を設定しており、自然吸収増加に向けて取り組んでおります。今後も当社はカーボンニュートラル社会の実現に向け、CO2の自然吸収増加に向けた取組を推進することで、温室効果ガス排出削減を推進してまいります。
                          以上

※1 2025年4月18日「令和7年度海洋資源を活用したCCUSに関する調査検討業務」
※2 深海における海藻類の生物による分解や経時的な状態変化や周辺環境に及ぼす影響等について
調査・検討し、科学的な知見を収集する
※3 Carbon dioxide Capture, Utilization and Storageの略で、環境中の二酸化炭素を分離・回収
し、その利活用や貯留を行うもの
※4 2025年2月18日に閣議決定された地球温暖化対策計画において、沖合ブルーカーボンには「海藻
を生産・育成することで温室効果ガスを吸収し、深海に貯留・固定し、吸収量として算定・評価
する取組」として期待が寄せられている
※5 2023年12月12日「産官学連携による大規模ブルーカーボン創出の検討開始について」

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