幅9メートルの巨大「ブラックサンダー」オブジェがお出迎え…愛知・豊橋に工場見学施設オープン
2025年5月28日(水)13時26分 読売新聞
クイズやスタンプラリーをしながら学べる見学施設(豊橋市で)=原田展撮影
チョコレート菓子「ブラックサンダー」の工場見学施設「ブラックサンダーワクザクファクトリー」が27日、愛知県豊橋市の有楽製菓豊橋夢工場内にオープンした。
ブラックサンダーは、東京都小平市に本社を置く同社が1994年に豊橋市で製造を開始したヒット商品。創業者の河合志亮さんが田原市出身だった縁で豊橋に工場が建てられ、地元菓子店とのコラボや路面電車のラッピングなども行われている。
見学施設では、高さ3メートル、幅9メートルのブラックサンダーのオブジェがお出迎え。製造工程を疑似体験できるプロジェクションマッピングや、製造ラインを見学できる全長71・5メートルの通路などがあり、クイズやスタンプラリーをしながら学びや体験ができる。見学は無料で、施設の特設サイトからの予約が必要。
施設のオープンに先立ち、20日にはブラックサンダーが豊橋市の観光アンバサダーに就任した。島村喜一副市長が「全国から多くのファンが豊橋を訪れ、新たなファン層の拡大につながるものと期待しています」と述べ、同社の河合辰信社長は「勝手に豊橋銘菓を名乗っていたが、公式に認められて光栄なこと。しっかり豊橋のPR活動をしていきたい」などと応じた。