愛知県豊橋市にブラックサンダー初の工場見学施設 - 3m超え世界最大のブラックサンダーがお出迎え、直営店で詰め放題も
2025年5月22日(木)10時54分 マイナビニュース
有楽製菓は5月27日、ブラックサンダー史上初となる工場見学施設「ブラックサンダー ワク ザクファクトリー」を豊橋夢工場内(愛知県豊橋市)にオープンする。同時に、直営店も工場見学通路に隣接する形でリニューアルオープンする。
ブラックサンダーは1994年に愛知県豊橋市にて誕生した。同商品が今年で30周年を迎えたことを受け、同社はより多くの人にブラックサンダーの魅力をもっと知ってもらいたい、もっとワクワクを届けることが出来ないかと考え、工場見学の実施を検討してきた。
これまで同商品の製造工程は、テレビ番組で紹介されたことはあったが、一般公開はされていなかった。今回、豊橋夢工場の増設に伴い、一般見学が可能な通路を新設する。ブラックサンダーの特長であるザクザク食感の秘密を間近で体感できる。
ブラックサンダー ワク ザクファクトリーという施設名は、社内公募により決定されたもので、全129件の案から選出された。名称には同社の目指す「ワクワクする菓子屋」と、商品の特長であるザクザク食感が組み合わされている。
○"世界最大のブラックサンダー"がお出迎え
同施設のエントランスでは、通常のブラックサンダーの300倍を超える大きさのスーパーブラックサンダーがお出迎えする。高さは3m超えでインパクト抜群。ビスケットの断面のゴツゴツ感もリアルに表現されており、同商品の特長であるザクザクとした食感が表現されている。スーパーブラックサンダーには4か所の穴が開いており、顔出しパネルとして活用できる。世界最大のブラックサンダーに顔をはめて記念撮影を楽しむことができる。
○ブラックサンダーになれる!? プロジェクションマッピング
ブラックサンダーの具材の一部になったような体験が可能なプロジェクションマッピングを用意している。湾曲した壁面と床面に投影された工場映像に囲まれ、ブラックサンダーの製造工程を疑似体験できる。
○工場見学通路
製造ラインに並列する形で作られた工場見学通路は、全長約71.5mにも及び、設置された全14か所の窓から製造工程の様子を見学することができる。通路沿いには、ブラックサンダーにまつわるクイズやブラックサンダーのヒミツも展示されている。
施設はスーパーブラックサンダーを含め、全部で9エリアに分かれいる。それぞれのエリアで製造工程を見学しながら、同商品の美味しさの秘密やザクザク食感へのこだわりを知ることができる。
また、ブラックサンダーが行う「スマイルカカオプロジェクト」についてもパネルにて紹介されている。同プロジェクトは、チョコレートの生産において発生している児童労働問題に対する配慮の活動となっている。身近なチョコレート菓子であるブラックサンダーを題材に、SDGsについて考えるきっかけ作りを提供している。
見学通路には6か所のスタンプ台が設置されている。スタンプを集めていくと、1枚の絵が完成するようになる仕組みに。スタンプを押す台紙は施設のパンフレットに含まれており、見学の記念として持ち帰ることができる。なお、工場見学通路への入場には事前予約が必要となる。予約は無料。
○直営店がリニューアル
同施設内の「ワクザクSHOP」は、日本で最も多くのブラックサンダーシリーズを取り扱う直営店。いつものお店で購入できるブラックサンダーシリーズや、各種お土産品に加え、オープンを記念した新商品「ブラックサンダー車缶」「ブラックサンダーミニバー入りバケツ」「ブラックサンダーカップアイス」も登場。同ショップ限定のブラックサンダーグッズも追加されている。
豊橋直営店で好評だったブラックサンダーの詰め放題もリニューアル。袋からはみ出して詰めることも可能で、工夫次第で予想以上の量を詰め込むことができる。詰め放題は1回1,100円で、制限時間は3分となっている。チケットは10時からレジにて販売され、10:10から30分に1回実施。各回定員は12名となる。