聖心女子大学が創立者 聖マグダレナ・ソフィア・バラの列聖100周年記念ミサを開催 ― 創立者の教育ビジョンへの思いを新たに
2025年5月29日(木)8時5分 Digital PR Platform
聖心女子大学(東京都渋谷区、学長:安達まみ)では5月22日、聖心女子学院の創立者である聖マグダレナ・ソフィア・バラの列聖100周年を記念してミサを執り行った。同大創立当初から組織されている学生団体「典礼奉仕委員会(Liturgy Circle)」「聖歌隊」の学生らがミサの企画・運営に関わり、カトリック東京大司教区の高木健次神父が司式。在学生をはじめ、教職員や卒業生など約200名が参列し、「聖心」の創立者の教育ビジョンへの思いを新たにした。
聖心女子学院は、1800年にフランスで創立されたカトリック女子修道会「聖心会」を母体とする。創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラ(1779-1865)は、革命の嵐に激動する当時のフランス社会において、女性の担う社会的責任の大きさを痛感し、女子教育を目的とした「聖心会」を設立。続く1801年には、フランス・アミアンで最初の聖心の学校を設立した。
女子教育に対する創立者の先進的なビジョンは、その後の時代の変化と社会のニーズに伴って再確認され、現在、世界に広がる姉妹校は40か国、150校以上を数えている。日本では1908年に最初の学校が東京に設立され、2025年現在、大学1校、高等学校3校、中学校3校、小学校2校および外国人のためのインターナショナル・スクール1校を設けている。
聖マグダレナ・ソフィア・バラは1925年5月24日、「イエスの聖心(みこころ)」をもって女子教育を行ったことなどを記念し、カトリック教会から、信仰の模範を示す「聖人」として公式に認定された。2025年はそれからちょうど100周年にあたる。
これを記念して5月22日に聖心女子大学キャンパス内の聖堂で、聖マグダレナ・ソフィア・バラの列聖100周年記念ミサを執り行った。
ミサの企画・運営には「典礼奉仕委員会(Liturgy Circle)」「聖歌隊」の学生らも携わり、東京大司教区の高木健次神父がミサを司式。在学生、教職員、卒業生ら約200名が一堂に会し、聖心(みこころ)への愛の灯を燃やし続けた聖マグダレナ・ソフィア・バラの建学の精神が今なお同大の学生らに受け継がれ続けていることに感謝を捧げるとともに、創立者の教育ビジョンへの思いを新たにした。
また5月25日には、国内の聖心女子学院全校が集って記念ミサが開催された。各校の児童・生徒・学生・教職員らが共同祈願・聖歌等を奉納。地域や世代を超え、創立者の教育ビジョンが継承されていることを確認した。
●典礼奉仕委員会(Liturgy Circle)
聖心女子大学創立当初に設立され、学内のカトリック諸活動に携わってきた伝統ある団体。学生ミサの運営やクリスマス・パジェントの主催など聖心ならではの行事のほか、映画鑑賞や小旅行といった、気軽にキリスト教に触れられる企画も行っている。
X(旧Twitter): https://x.com/liturgy_c
Instagram: https://www.instagram.com/liturgy_ush
■聖歌隊
大学設立当初からの典礼奉仕グループ。毎週の学生ミサや学校行事での聖歌奉納を中心に、コンサート等の活動も行う。 「よく歌う人は、よく祈る」をモットーに、グレゴリオ聖歌をはじめとする伝統的な曲から現代の曲まで幅広く歌う。
Instagram: https://www.instagram.com/choir_ush/
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聖心女子大学 企画部 企画課
小島
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