NYダウ終値、54ドル高の4万2270ドル…米中交渉巡り小幅な値動き
2025年5月31日(土)5時36分 読売新聞
ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク=小林泰裕】30日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比54・34ドル高の4万2270・07ドルだった。値上がりは2営業日連続。米中交渉の行方を見極めようと、売り買いが交錯して小幅な値動きにとどまった。
トランプ米大統領が30日、中国の習近平国家主席との会談に意欲を示したと報じられ、米中交渉の進展への期待が高まった。一方で、同日には自身のSNSで中国を非難しており、米中対立の激化が懸念された。この影響で、ダウ平均は一時300ドルを超えて下落する場面もあった。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は62・10ポイント安の1万9113・77だった。