貧困のこども達の食卓にクリスマスケーキを!神戸市の地域福祉カフェ、ふるさと納税型クラウドファンディングの活用第一弾

2023年11月16日(木)14時46分 PR TIMES

認定NPO法人ケアットが神戸市と連携し、ひとり親等困窮家庭に「食支援」と「自立への伴走支援」を届ける為の寄付を募集。第一弾としてクリスマスケーキの配布を決定。

認定NPO法人ケアット(所在地:神戸市東灘区、代表理事:岡本芳江、以下「ケアット」)は、地域に住む誰もが集い支え合えるみんなの居場所である地域福祉カフェ「はじめのいっぽ」を拠点として、未来を担う子どもたちを「あらゆる貧困」から守ることを目標に日々活動をしております。特にひとり親等困窮家庭の自立に向けた伴走支援に力を入れており、無料で食支援を受けられる「つながり食堂」の運営、交流イベント開催、孤立させない相談支援活動を継続実施する為、ふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング」を神戸市と共同開始しました。その支援の第一弾としてクリスマスケーキの配布を実施致します。
(https://www.furusato-tax.jp/gcf/2605)

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クリスマスを皆で楽しむプロジェクト


現在実施中のふるさと納税型クラウドファンディング(期間:2023年10月2日から同年12月31日)の支援第一弾として、子ども達にクリスマスケーキの配布をこの度決定致しました。貧困層の子ども達は学校以外の体験格差が存在しており、個人的な劣等感を感じることから一般家庭の子ども達と上手く馴染めず孤独感を感じることが多くあります。また、こうした孤独感は教育や生活環境にも影響し、困った時に相談ができないことから非行や犯罪につながることもあります。
11月16日現在、ふるさと納税の目標金額300万円に対し40%を超えたことから、これらを原資としてクリスマスケーキの配布を行い、皆でクリスマスを皆で楽しむ交流会を実施する運びとなりました。
クラウドファンディング概要


◆ プロジェクト名:福祉カフェ「はじめのいっぽ」で未来を担う子ども達を地域で支えたい
◆ 募集期間: 2023年10月2日〜2023年12月31日
◆ 目標金額: 300万円
◆ プロジェクトURL: https://www.furusato-tax.jp/gcf/2605
◆ 寄付の使途:いただいたご寄附は、人と人がつながり支え合う地域福祉カフェ「はじめのいっぽ」の運営費、子ども食堂「つながり食堂」の食材購入費に充当させていただきます。子ども食堂でお渡しする食品の多くは個人や企業の寄付によるものですが、追加の食料購入費、事業の運営資金は、ふるさと納税(ガバメントクラウドファンディング)を用いて集めています。
日本の子どもが直面している問題


2023年7月に厚生労働省が公表した「国民生活基礎調査」によると、ひとり親世帯では44.5%、およそ2人に1人が相対的貧困状態であることが分かりました。貧困は子どもの教育機会・社会的格差につながり、子ども自身の未来にも悪影響が及ぶ可能性が高く「世代間での貧困の連鎖」を生んでいきます。
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「世代間の貧困の連鎖」が生まれるとどうなるでしょうか?まずは教育機会の格差が生まれます。一般的な家庭では塾に行く、家庭教師に来てもらうことがあります。しかし低年収(年収100万円から200万円の相対的貧困家庭)ではこうした教育を受けることが非常に困難です。こうした教育格差は将来的に学歴、就職、所得の面で格差が広がっていきます。
教育だけではありません。教育のみならず、生活環境の悪化は重要な問題です。食事のバランス、衛生状態などの劣悪な環境、愛着の問題が原因で非行や犯罪に至ることもあります。
また、個人的な劣等感から一般家庭の子ども達と上手く馴染めず孤独を感じる子ども達も生まれます。こうした人と人の「つながり」が大切で、子ども達を孤立化させず、困った時や不安に思ったことを誰かに相談できる環境づくりが必要です。
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 ケアットの取り組み 〜認定NPO法人ケアットについて 


ケアットは神戸市東灘区で、地域福祉カフェ「はじめのいっぽ」を拠点に、認知症カフェ、よろず総合相談窓口、つながり食堂、ひとり親等困窮家庭の相談支援等を行っており、特に未来を担う子ども達の支援に力を入れています。依存関係を生みやすい食支援においては最長2年と期間を設け、その間に自立に向けた様々な側面から伴走型支援を行っています。
なぜ食支援だけでは足りないのか 〜ニーズに寄り添う伴走支援の重要性  


2016年に「つながり食堂」をスタートしたケアットは、コロナ禍の影響により、よりハイリスクなひとり親家庭を対象に食支援だけでなく、交流会、学習支援、相談支援の提供等を行ってきました。
子ども支援において、もっとも近い存在であり強い影響力を持っている保護者へのサポートは非常に重要であると考えています。DVや離婚、死別などを経験し、心に傷を負いながら生活に不安を抱え、周りから孤立しがちな保護者は精神的に不安定になりやすいリスクを抱えており、家でずっと一緒にいる子どもは、その負の影響を最も受けやすいと言えます。「子どものために頑張れ!」と言う前に、まず保護者に寄り添うことが必要だと考え、ひとり親を対象とした相談支援や、ペアレントトレーニングなどを行っています。
また、自団体の活動内にとどまらず、個々の家庭が抱える課題に対して強みを持っている他の機関・団体(例:地域行政、ひとり親家庭支援の専門機関、子ども学習支援を行うNPO団体等)と連携し、時に一緒に出向いて手続きの手助けを行っています。
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支えられる存在から支え合う存在へ 〜交流会や相談支援の力   



「つながり食堂」で地域の多様な人とつながる中で「もらうだけではなく、人の役に立つ」という経験が生まれ、家庭の力になると考えています。例えば、地域の清掃活動交流会に親子で参加する機会を設けると、地域への貢献意識が子どもの中に芽生えます。また、相談支援の中で制度への申請、元夫との子供の面会、配偶者を亡くした等、困難な事例が起きた時に、参加者同士で情報交換を行えるようサポートします。参加者が自ら「その件だったら私も相談に乗れるよ」と、困っている家庭に経験を活かしたアドバイスを届けるなど、自分が「役に立つ」経験によって、家庭が地域に居場所を見出していくことができます。
子どもの体験格差・孤立をなくすために  


                    
経済的に厳しい家庭では、塾へ通わせる、家族旅行をする、スポーツ観戦をする、家族団らんの時間を持つ、などの経験を経済的な理由で行えていない現状があります。
劣等感から一般家庭の子ども達と上手く馴染めず孤独を感じる子ども達も生まれます。
経済的な状況に関わらず子どもの頃に親子で豊かな体験の機会がもてるよう、また、社会から孤立させず、困った時や不安に思ったことを誰かに相談できる環境づくりが大切です。
ケアットでは寄付者の方々のご協力のもと、体験機会の提供も行ってきました。
2022年度は、野球・サッカー観戦・アスレチック等へのご招待や、交流食事会、絵本のプレゼントなどを行いました。
また、10,20代の子ども、若者のためにLINEによる個別相談支援を行っています。
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物だけではなく心の豊かさの支えに 〜利用者からのメッセージ


            
ご利用家庭からはこのようなメッセージをいただいています。
「初めてたくさんの食支援をいただいた日の子ども達の驚きと喜びようを、今も忘れません。」
「食事のことだけでなく、思い出や貴重な体験、本など、子ども達の心の豊かさにも気にかけて下さって、いつも本当にありがたいです」
「心が折れそうになった時に、居場所があるということ、皆さんがいつも温かく迎えて下さることが、心の支えになります。」
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ふるさと納税によるプロジェクト


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福祉カフェ「はじめのいっぽ」で未来を担う子ども達を地域で支えたい
URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2605
寄附募集期間 2023年10月2日〜2023年12月31日
目標金額 300万円
寄附(ふるさと納税)をすると、寄附額のうち、自己負担額の2,000円を越える部分は、所得税と住民税からそれぞれ控除が受けられます。自己負担額の2,000円を除いた寄附金額全額が控除される対象となるかどうかは、納税(寄附)する人の年収と家族構成によって異なります。

団体名:認定NPO法人ケアット
代表者:代表理事 岡本 芳江
所在地:〒658-0082 神戸市東灘区魚崎北町4-3-15
設立:2005年2月23日

ケアットWebサイト
URL http://caret-npo.org

【お問い合わせ】
TEL:078-435-6919 FAX:078-435-6920
Email:caret@caret-npo.org

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