マークフォージド社(Markforged)が超高性能複合材料Vega(TM)を航空宇宙部品向けにリリース

2023年11月20日(月)11時16分 PR TIMES

新世代マテリアルのカーボンファイバー強化した、PEKK材 Vega(TM)航空宇宙向けのアルミ部品を代替し、コストの削減と軽量化に貢献

【マサチューセッツ州ウォルサム発 】 マークフォージド・ホールディング・コーポレーション(NYSE: MKFG)は、MarkforgedのFX20(TM)プリンターでの航空宇宙部品の製造向けに開発された超高性能フィラメントVega(TM)を発表しました。Vegaは、卓越した強度を提供するだけでなく、軽量化、コスト効率、リードタイムの短縮において顧客に大きなメリットをもたらすと期待されており、マイクロカーボンファイバーを充填したポリマーをベースとして配合しています。
Markforgedは、FX20のContinuous Fiber Reinforcement(連続ファイバー強化)技術に対応するVegaを開発し、アルミ相当の強度が得られる部品を実現しました。

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「Markforged社のシャイ・テレム最高経営責任者(CEO)は、「Vegaは、お客様の航空宇宙をはじめとした、高機能性が求められる幅広い用途などの用途を拡大するために、航空宇宙分野で実績のあるPEKK素材を採用しており、優れた強度と剛性を達成しました。この素材は、高耐熱タイプの熱可塑性プラスチックのプリント品質としては非常に高いレベルを確立し、当社のFX20プリンターのさらに活用が広がると確信しています。」

Vegaは、アディティブ製造に使用されるほとんどの高耐熱プラスチックを上回る優れた表面に仕上がります。滑らかな黒のマット表面仕上げで、美しい航空宇宙部品に必要な仕上りを提供します。この新素材は、高耐熱プラスチックで問題となりやすい反りに強く、高付加価値の用途向けに難燃性、耐煙性、耐毒性(FST)が利点です。
Vega固有のプリント品質の優位性は、特に生産部品において、欠陥が少なく、反りが少ないということは、生産レベルの表面品質を提供するために必要な後処理が少なくて済むということであり、検査時の部品受入率の歩留をアップできます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/132724/2/resize/d132724-2-1a8c8e3b99eead373600-1.jpg ]



マークフォージドの連続ファイバー強化技術と組み合わせることで、Vegaは強度を犠牲にすることなく設計の柔軟性を高め、他の高性能フィラメントでは到達できなかった新たな用途を開拓します。この新素材では、航空宇宙製造における連続ファイバー強化材を使った3Dプリントパーツの用途を、クリティカルではない外観から内装部品に拡張することが可能になります。



マークフォージドについて
マークフォージド(NYSE:MKFG)は、産業用3Dプリンティングを工場現場に導入することで、より強靭で柔軟なサプライチェーンを実現しています。当社のアディティブ・マニュファクチャリング・プラットフォーム「The Digital Forge」により、製造業者は金属と高度な複合材料の両方で強度と精度の高い部品を作成することができます。当社は、日本を含めて世界70カ国以上で、10,000社以上のお客様にオンデマンドの工業生産を必要なポイントに提供しています。当社はマサチューセッツ州ウォルサムに本社を置き、The Digital Forgeの信頼性と使いやすさを実現する高度なハードウェア、ソフトウェア、材料を開発および製造しています。詳細については、www.markforged.comをご覧ください。

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