【岐阜県高山市】岐阜県内自治体初の寄附講座「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」を開設します
2023年11月28日（火）15時16分 PR TIMES
岐阜大学大学院医学系研究科に寄附をすることにより、「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」と題した、県内の自治体では初の事業となる医療人材の教育に特化した寄附講座を開設し、将来の地域医療を担う人材育成・確保を推進します。
令和5年11月24日（金）、高山市は「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」の開設について、田中明高山市長による記者会見を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/124925/32/resize/d124925-32-1544b229b92ef9b95d48-0.jpg ]
本事業は、市内総合病院である高山赤十字病院、久美愛厚生病院、高山市の3者による連携協定に基づき、岐阜大学大学院医学系研究科に寄附講座を開設し、診療、教育、研究ができる人材（医師）が岐阜大学と高山市を行き来し、最先端の医療者教育を展開するとともに、市民向けの公開講座や生徒を対象とした出前講義を実施することにより、飛騨高山の将来の地域医療を担う医療人材の育成・確保を目指すものです。
この寄附講座を開設することにより、飛騨地域の住民が将来に渡って安定的に質の高い医療が受けられる体制の構築や、計画的な医療人材の育成・確保という喫緊の課題を解決しつつ、「医療を志すなら一度は飛騨高山へ」を合言葉に「医療人がモチベーションを高く持ち続けられる」「最先端の医療教育が受けられる環境」を整備し「世界に羽ばたく人材育成」を行うための役割を果たす地域づくりを大学と市内総合病院、行政が協力しながら目指していきます。
田中市長は、「医療者教育、様々なイベントや事業、サポート体制の構築によって、医療系大学のない高山市が岐阜大学の持つ最新の知見や技術を享受しつつ、高山市をフィールドに岐阜大学や市内の総合病院と共に、今までにない医療者教育の場の共創を目指します。市民の皆様の命と健康を守ることが自分の果たすべき使命と考えており、これからも積極的に取組んでいきます。」と意気込みを語りました。
※記者会見の様子は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=Wu9rSj_dX7s
寄附講座とは
[画像2: https://prtimes.jp/i/124925/32/resize/d124925-32-b3b905cc6a71877b5be6-3.jpg ]
大学が学外からの寄附金を財源に、期限付きの特任教員を構成員として開設する講座で、今回の「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」には以下の3つのポイントがあります。
１.高山市からの寄附金を財源に、岐阜大学が臨床、教育、研究を行うことができる医師を雇用して講座を開設し運営
２.寄附講座において雇用される医師は、大学で高山市における医療者教育に関連する研究や教育機材の開発等を行ないながら、毎週、高山市内の中核病院や国保診療所等での診療を通じた医療者教育を実施
３.市民向けの公開講座や市内小中高生を対象とした出前講義などの様々なイベントで、より身近に医療を体験できる機会を提供し、医療に対する市民の意識向上や将来医療者を目指す動機づけを行う。
・寄附講座の教員が大学と高山市双方で活動することで、実際に高山市の医療を体験した学生や地域医療・総合診療といった分野に興味のある医療人材に対して継続して質の高い指導を行なう「ローカル」な視点と、これからの世界で求められる医療人材の幅広い育成のための「グローバル」な視点を持った教育の場を提供することで、グローカル（グローバル＋ローカル）な能力を持った医療人材が将来再び高山市の医療に携われるような、切れ目のない教育支援体制の構築を目指します。
「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」の概要・予算額について
令和5年度：2，500千円
・寄附講座開設に向けた環境整備と市内医療機関等との調整
令和6年度〜10年度（5年間）：150,000千円
・大学と高山市内を拠点とした地域医療を担う人材を育成できる仕組みづくり
・市民を対象とした公開講座・交流イベントや生徒への出前講義など
3者連携協定
[画像3: https://prtimes.jp/i/124925/32/resize/d124925-32-84df3607485e47b8bd8f-2.jpg ]
令和5年8月1日に、高山赤十字病院、久美愛厚生病院、高山市の3者で3者連携協定の締結を行ないました。今回の取り組みは、「医療を担う人材の不足」に伴う「質の高い安定的な医療提供体制の維持」等の地域医療課題の解決のために締結した連携協定に基づく取組みの一つで、医療人材の育成・確保を岐阜大学と連携し、地域全体で行います。
これまでも、高山市では両病院などと連携し、高校生世代から臨床研修医までそれぞれのステップに応じた支援を行ってきましたが、今回の寄附講座開設事業によってこれまで以上に医療人材の育成・確保に力を入れます。
岐阜大学との覚書締結
令和5年3月に、岐阜大学医学部と高山市が「医療者教育の充実」を図り、「人材の育成及び地域の発展」に寄与することを目的とした覚書を締結しました。この覚書に基づき、令和5年度から高山市内の医療機関における医学部1年生の早期体験実習を3者で受け入れ、学生およそ50名が市内で実習を行いました。また、市は両病院で研修医等を指導する指導医に対する支援も行っています。
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所医療課
住所：〒506-8555
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話：0577-35-3177
FAX：0577-35-3173
メールアドレス：iryou@city.takayama.lg.jp
令和5年11月24日（金）、高山市は「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」の開設について、田中明高山市長による記者会見を行いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/124925/32/resize/d124925-32-1544b229b92ef9b95d48-0.jpg ]
本事業は、市内総合病院である高山赤十字病院、久美愛厚生病院、高山市の3者による連携協定に基づき、岐阜大学大学院医学系研究科に寄附講座を開設し、診療、教育、研究ができる人材（医師）が岐阜大学と高山市を行き来し、最先端の医療者教育を展開するとともに、市民向けの公開講座や生徒を対象とした出前講義を実施することにより、飛騨高山の将来の地域医療を担う医療人材の育成・確保を目指すものです。
この寄附講座を開設することにより、飛騨地域の住民が将来に渡って安定的に質の高い医療が受けられる体制の構築や、計画的な医療人材の育成・確保という喫緊の課題を解決しつつ、「医療を志すなら一度は飛騨高山へ」を合言葉に「医療人がモチベーションを高く持ち続けられる」「最先端の医療教育が受けられる環境」を整備し「世界に羽ばたく人材育成」を行うための役割を果たす地域づくりを大学と市内総合病院、行政が協力しながら目指していきます。
田中市長は、「医療者教育、様々なイベントや事業、サポート体制の構築によって、医療系大学のない高山市が岐阜大学の持つ最新の知見や技術を享受しつつ、高山市をフィールドに岐阜大学や市内の総合病院と共に、今までにない医療者教育の場の共創を目指します。市民の皆様の命と健康を守ることが自分の果たすべき使命と考えており、これからも積極的に取組んでいきます。」と意気込みを語りました。
※記者会見の様子は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=Wu9rSj_dX7s
寄附講座とは
[画像2: https://prtimes.jp/i/124925/32/resize/d124925-32-b3b905cc6a71877b5be6-3.jpg ]
大学が学外からの寄附金を財源に、期限付きの特任教員を構成員として開設する講座で、今回の「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」には以下の3つのポイントがあります。
１.高山市からの寄附金を財源に、岐阜大学が臨床、教育、研究を行うことができる医師を雇用して講座を開設し運営
２.寄附講座において雇用される医師は、大学で高山市における医療者教育に関連する研究や教育機材の開発等を行ないながら、毎週、高山市内の中核病院や国保診療所等での診療を通じた医療者教育を実施
３.市民向けの公開講座や市内小中高生を対象とした出前講義などの様々なイベントで、より身近に医療を体験できる機会を提供し、医療に対する市民の意識向上や将来医療者を目指す動機づけを行う。
・寄附講座の教員が大学と高山市双方で活動することで、実際に高山市の医療を体験した学生や地域医療・総合診療といった分野に興味のある医療人材に対して継続して質の高い指導を行なう「ローカル」な視点と、これからの世界で求められる医療人材の幅広い育成のための「グローバル」な視点を持った教育の場を提供することで、グローカル（グローバル＋ローカル）な能力を持った医療人材が将来再び高山市の医療に携われるような、切れ目のない教育支援体制の構築を目指します。
「地域共創型飛騨高山医療者教育学講座」の概要・予算額について
令和5年度：2，500千円
・寄附講座開設に向けた環境整備と市内医療機関等との調整
令和6年度〜10年度（5年間）：150,000千円
・大学と高山市内を拠点とした地域医療を担う人材を育成できる仕組みづくり
・市民を対象とした公開講座・交流イベントや生徒への出前講義など
3者連携協定
[画像3: https://prtimes.jp/i/124925/32/resize/d124925-32-84df3607485e47b8bd8f-2.jpg ]
令和5年8月1日に、高山赤十字病院、久美愛厚生病院、高山市の3者で3者連携協定の締結を行ないました。今回の取り組みは、「医療を担う人材の不足」に伴う「質の高い安定的な医療提供体制の維持」等の地域医療課題の解決のために締結した連携協定に基づく取組みの一つで、医療人材の育成・確保を岐阜大学と連携し、地域全体で行います。
これまでも、高山市では両病院などと連携し、高校生世代から臨床研修医までそれぞれのステップに応じた支援を行ってきましたが、今回の寄附講座開設事業によってこれまで以上に医療人材の育成・確保に力を入れます。
岐阜大学との覚書締結
令和5年3月に、岐阜大学医学部と高山市が「医療者教育の充実」を図り、「人材の育成及び地域の発展」に寄与することを目的とした覚書を締結しました。この覚書に基づき、令和5年度から高山市内の医療機関における医学部1年生の早期体験実習を3者で受け入れ、学生およそ50名が市内で実習を行いました。また、市は両病院で研修医等を指導する指導医に対する支援も行っています。
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所医療課
住所：〒506-8555
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話：0577-35-3177
FAX：0577-35-3173
メールアドレス：iryou@city.takayama.lg.jp
