「山北空き家福活プロジェクト」が2023年12月1日から本格始動!

2023年12月1日(金)15時16分 PR TIMES

—町おこしで空き家問題を解決!(一社)かながわ福祉居住推進機構の取り組み—

一般社団法人かながわ福祉居住推進機構(神奈川県横浜市中区、理事長:瀬戸恒彦)は、空き家問題を町おこしで解決する「山北空き家福活(ふっかつ)プロジェクト」(https://yamakita-pj.net/)を、2023年12月1日に本格始動しました。国土交通省「空き家対策モデル事業」の一環である本事業は、空き家を地域でニーズの高い福祉サービスの拠点や二地域居住希望者向けの住まいとして活用することで、町民と移住者など様々な人が集い交流する場を創出し、日本中の空き家問題に悩む地域のモデルケースとなることを目指しています。

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山北空き家福活(ふっかつ)プロジェクトの概要


本事業では、(一社)かながわ福祉居住推進機構を中心に、神奈川県山北町の少子高齢化や人口減少に対応するため、複数の空き家を一体的に活用する事業を実施します。「空き家対策モデル事業」として、国土交通省の支援のもと、山北町役場をはじめ社会福祉協議会、商工会、観光協会、町づくりの専門家の協力を得て進めます。
令和5年度は、必要な機能の整理、対象とする空き家及び運営主体の選定、改修工事の設計を行います。
空き家をニーズの高い福祉サービスの拠点や、町民と移住者など様々な人が集い交流するなど、地域共生の場として整備することで、過疎化が進む山北町の未来を切り拓くとともに、日本中の空き家問題に悩む地域のモデルケースとなることを目指しています。


神奈川県山北町とは


神奈川県の最西部に位置する山北町は、静岡県と山梨県に境を接し、町の9割が丹沢大山国定公園と県立自然公園などの山岳地帯にあります。美しく連なる山々、富士山を望む丹沢湖、名瀑など、豊かな自然に囲まれ、空気や水がきれいな環境です。一方で、首都圏からの交通アクセスが良いのも特徴です。

近年、少子高齢化や過疎化が進み、ピーク時 (昭和30年) は16,689人だった人口は、令和2年には9,761人と約42パーセント減少しており、現在も減少傾向が続いています。また65歳以上の構成比は、令和2年の時点で39.8パーセントとなっています。


「山北空き家福活(ふっかつ)プロジェクト」の目的


[画像2: https://prtimes.jp/i/133829/1/resize/d133829-1-f6da2bbe2bd4636b53f1-1.png ]

そんな山北町で、新たな暮らしの創造を目指す取り組みが始まりました。それが、複数の空き家を活用して地域共生の住環境を整備する「山北空き家福活(ふっかつ)プロジェクト」です。
空き家は、単なる問題ではなく、新たな可能性を秘めた宝物です。その宝物を活用することで、山北町が子育て世代や高齢者、テレワーカーなど、多様な世代やニーズに対応した地域へと生まれ変わることを目的としています。


予定している空き家の活用イメージ


空き家の活用としては、下記をはじめ多様な形を想定しています。

・ 高齢者・障がい者を含む町民の集いの場:地域の交流を促進する拠点
・ リモートワークオフィス:関係人口を増やすための拠点
・ 二地域居住拠点:都心と郊外を行き来する人たちのための住まい
・ 子育て支援拠点:子育て世帯をサポートする拠点
・ 障がい者グループホーム:障がい者の方が安心して暮らせる拠点


活動内容


■ アンケートを配布

「山北空き家福活プロジェクト」は空き家の活用による移住促進を、町を巻き込んで進めていきます。
より安心で快適な暮らしや人々の交流に発展するよう、山北町民、山北駅前商店街の関係者、若者(高校生)を対象にアンケート調査を実施。所有している家の状況や生活上の困りごと、駅前商店街のにぎわい復活に関する意見を伺っています。
アンケートは、回答用紙にご記入いただき「山北空き家福活PJ事務局」に郵送、Eメール送信、Webなど、各種方法での回答をお願いしています。


■ 活用団体を募集

アンケートに続き、空き家の活用に向けてリモートワークオフィスや障がい者グループホームといった施設の運営者を県内外から広く募集していきます。
コロナ禍を機にテレワークが推奨され、コワーキングスペースやサテライトオフィスなどが注目されるようになりました。首都圏からの交通が至便で自然豊かな山北町は、それらに適した環境です。また、障がいがある方が安心して暮らせる拠点にもなり得ると考えます。
施設の運営者を県内外から広く募集し、空き家と運営者のマッチングを図りながら、多様な方たちが交流することで定住・移住の促進を促し、山北町の活性化を目指していきます。


■ 情報を随時発信

現在、公式サイトを立ち上げ、活動の趣旨などを公開しています。今後、ホームページやSNSを使って取り組みの様子を随時発信していく予定です。
移住や二地域居住などを考えている人への有益な情報源として、また山北町民と空き家利用を考える方々をつなぐプラットホームとなるよう、内容の充実に務めます。


お問い合わせ



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●山北空き家福活プロジェクト事務局
〒258-0113神奈川県足柄上郡山北町山北1681
(一社)かながわ福祉居住推進機構山北事務所内
HP:https://yamakita-pj.net/


●運営団体:一般社団法人かながわ福祉居住推進機構
〒231-0023
横浜市中区山下町23番地 日土地山下町ビル9階
HP:https://www.kanaju.org/

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