CO2排出量を可視化「カーボンフットプリント」を青山商事が初導入

2023年12月21日(木)13時46分 PR TIMES

累計販売数1,400万枚超「ノンアイロンマックスシャツ」で日清紡テキスタイルと算出 生活者が環境にやさしい商品を選択できる売り場づくり

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青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)で協議された温室効果ガスの削減に向け、CO2排出量を可視化する取り組み「カーボンフットプリント」を、日清紡テキスタイル株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:村田 馨(かおる))と共同で実施し、12月22日(金)より「洋服の青山」の店頭で掲示します。対象商品は、累計販売枚数が1,400万枚を超え、シリーズ商品として当社史上最も売れている「ノンアイロンマックスシャツ」で、この取り組みは日清紡テキスタイルと当社にとって初の試みです。

先日開催された第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)では、およそ10年間で化石燃料からの脱却、再エネの容量を3倍に拡大などについて合意され、温暖化対策の議論が進められています。また、環境負荷をかけない商品への消費者意識が高まる中、当社では温室効果ガス排出量の算出(カーボンフットプリント)を初導入し、排出量削減に向けた取り組みを推進していきます。カーボンフットプリントは、商品やサービスのライフサイクル(原材料調達→製造→流通→使用・維持管理→廃棄・リサイクル)全体の中で、どの過程で温室効果ガスを多く排出しているかを探り、CO2排出量を可視化する取り組みです。今回は、綿100%でありながら形態安定性(W&W性4級※1)を備え、家庭でのアイロンがけが不要なことで節電にも寄与してきたノンアイロンマックスシリーズのシャツ(白無地)を対象に算出。ノンアイロンマックスシャツのライフサイクルで排出する温室効果ガスは、1枚当たりメンズ向けシャツで9.66kg-CO2eq、レディス向けシャツで8.72kg-CO2eqとなっています。

当社では、自社の温室効果ガス排出量であるScope 1、2に加えて、サプライチェーン排出量であるScope3の算定・削減にも取り組んでいます。店頭ではPOPを設置し、お客様への認知向上に努めていくとともに、商品へのタグ付け・算出商品の拡大など、環境に優しい商品が選択できる売り場づくりを進めていきます。今後より一層持続可能な社会の実現のために貢献してまいります。
※1 W&W性(ウォッシュ&ウエア性):洗濯後のシワの残り具合を表すJISが定めた指標で、4.0級以上はシワカット率90%以上となります。
※カーボンフットプリントとは、商品の原料調達から廃棄までのライフサイクルで排出される温室効果ガスの排出量をCO2換算して分かりやすく表示する仕組みのこと。情報の開示により消費者の環境に優しい商品選択の助けとなります。
また、サプライチェーン全体での排出量を数値として「見える化」することにより、排出量が多い要素への効果的な削減アプローチが可能となります。
※メンズ向けシャツは白:M-82サイズ、レディス向けシャツは白:9号にて算出。カラーシャツは今回の測定対象外となります。CFPの計算方法はISO14607に準拠し適切に算出されていることをSGSジャパン株式会社により検証されました。シャツの使用は2年間を想定しています。
※CO2eqは、温室効果ガス排出量に地球温暖化係数を用いてCO2排出量に換算した値(equivalent:等量)です。
※Scope(スコープ)1:自社で直接排出しているもの、Scope2:自社で使用しているエネルギーの間接排出、Scope3:自社以外のサプライチェーンにおける排出

■温室効果ガス排出量の算出



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115161/108/115161-108-8a8f23d3e5d15e490d435e63cad7df5c-580x859.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Scope各カテゴリのCO2排出量表
日本における温室効果ガス(CO2等)排出量は、2030年度に2013年度比で46%削減という目標が掲げられました。気候変動をめぐる状況は一刻の猶予もなく、当社においても排出するCO2を削減していくことは責務であると認識しています。そのため、当社グループは2021年度に環境方針を策定し、中期経営計画「Aoyama Reborn 2023」において、日本政府の目標を視野に入れ、まずは青山商事単体として2023年度に2013年比、Scope2におけるCO2排出量(85,103t-CO2)から30%(約25,530t-CO2)削減することを目標としています。また、排出量データの信頼性向上を目的として、一般財団法人日本品質保証機構(JQA)に第三者検証を依頼しています。◇TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく情報開示https://www.aoyama-syouji.co.jp/ir/esg/e_management.html#e_management_detail_02■「ノンアイロンマックス」について

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115161/108/115161-108-8298eb424066baeb12831f77ccf68f5d-473x242.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ノンアイロンマックスシャツは、綿100%ながら家庭洗濯後のアイロンがけが不要な形態安定シャツです。煩わしい家事の負担軽減に加え、共働き世代が増える中タイパ(タイムパフォーマンス)に優れた商品として好評をいただき、2009年の発売以来シリーズ累計販売枚数が1,400万枚を超えるヒット商品となっています。優れた形態安定性に加え、着用ジワ防止、速乾性、制菌性、襟カフスへの防汚性、綿ならではの肌触りと風合いの良さを兼ね備えています。さらに、繊維製品およびその関連製品に特定の有害物質が含まれていないことを証明する全世界共通の安心・安全基準「エコテックス(R)スタンドード100」認証を取得しています。
https://www.y-aoyama.jp/campaign/nonironmax/l_index.html

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