A24の話題作『シンシン』日本版予告&場面写真公開 収監者たちが人生を取り戻す舞台演劇に挑む

2025年2月4日(火)12時0分 クランクイン!

第97回アカデミー賞(R)で主演男優賞を含む3部門にノミネートされた、シンシン刑務所の元収監者と、オスカーノミニー俳優という異色のキャストアンサンブルで紡ぐA24配給の映画『シンシン/SING SING』より、日本版予告と場面写真が解禁された。

 NYに実在する最重警備のセキュリティを誇るシンシン刑務所で行われている収監者更生プログラムの<舞台演劇>を通して、収監者たちとの友情と再生を描いた感動の実話。

 主演を務めるのは、『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』で第81回ゴールデングローブ賞、第96回アカデミー賞で主演男優賞ノミネートの実績を持つコールマン・ドミンゴ。

 その他の出演キャストの85%以上はシンシン刑務所の元収監者で、【演劇プログラム】の卒業生及び関係者の俳優たちが“本人役”を演じたユニーク且つオリジナリティ溢れるプロジェクトとなっている。なかでも【演劇プログラム】出身の俳優クラレンス・マクリンは本作での演技が高く評価され、世界各国の映画賞で助演男優賞や新人賞を獲得し、本格的に俳優デビューを果たした。

 北米配給権は人気スタジオA24が獲得。昨年のSXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)映画祭にて、映画ファンによる投票で選ばれる「観客賞」を受賞したことで話題を呼び、世界の映画賞を席巻。第82回ゴールデングローブ賞にて主演男優賞(ドラマ部門)ノミネート、本年度の第97回アカデミー賞(R)で主演男優賞含む3部門にノミネートを果たしている。

 NY、シンシン刑務所。無実の罪で収監された男ディヴァインGは、刑務所内の収監者更生プログラムである<舞台演劇>グループに所属し、仲間たちと日々演劇に取り組むことで僅かながらに生きる希望を見出していた。そんなある日、刑務所いちの悪党として恐れられている男クラレンス・マクリン、通称“ディヴァイン・アイ”が演劇グループに参加することに。そして次に控える新たな演目に向けての準備が始まるが—。

 日本版予告は、無実の罪で収監されたディヴァインG(コールマン・ドミンゴ)が、シンシン刑務所で出会った仲間たちと、人生を取り戻すため舞台演劇に挑む姿が描かれている。「俺たちは演じることで、また人生に向き合えるんだ」と仲間に力強く語りかけるディヴァインG。収監者たちが生き生きと演劇のリハーサルをする姿や、ラストで歓声に包まれながら舞台に立つ姿が魅力的な、ポジティブなエネルギーを感じさせる予告編となっている。

 場面写真は、最重警備のシンシン刑務所内での生活の様子や、演劇の衣装に身を包んだ収監者たちの姿が捉えられたもの。刑務所の中で尊厳を失った彼らが、一つの舞台を作り上げる中で人間らしさを取り戻す姿、現状を打破するために努力する姿が、観る者の胸を熱くさせる。

 映画『シンシン/SING SING』は、4月11日より全国公開。

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