花街における血の繋がりを超えた絆…「薬屋のひとりごと」風呂で流しっこする家族の在り方が尊い

2025年2月11日(火)22時0分 ABEMA TIMES

 アニメ「薬屋のひとりごと」第18話で、“三姫”と呼ばれている売れっ子妓女たちと猫猫(CV:悠木碧)の心温まる入浴シーンが「家族のよう」だと話題になった場面がある。女郎屋で働く遊女たちの仲の良さに「4姉妹感好き」などの感想が寄せられたほっこりシーンだ。

【映像】背中を流されて照れる猫猫(10分12秒ごろ〜)

 三姫とは、猫猫が育った高級妓楼「緑青館」の売れっ子妓女3人のこと。一見客は顔を見ることもできない、別格の存在であり、緑青館で育った猫猫にとっては面倒を見てくれた母親代わりのような存在だった。そんな妓女たちがいる花街へ、猫猫は里帰りをした。

 三姫の1人である梅梅(CV:潘めぐみ)と風呂に入った猫猫は、梅梅から「久しぶりに背中流そうか?」と言われた。そこに白鈴(CV:小清水亜美)と女華(CV:七海ひろき)も「流しっこなんて懐かしい」「やってもらいな。明日からまたしばらく帰ってこれないだろ」と集まってきた。初めは遠慮していた猫猫だが、背中を流してもらっているうちに嬉しそうな表情になっていく。そんな猫猫を、白鈴と女華は微笑ましげに見ていた。

 視聴者も「4姉妹感好き」「緑青館の拡大家族があったけえ」と癒された入浴シーンだったが、第18話では一方で猫猫が激しい怒りを浮かべたシーンもある。それは、因縁の相手である羅漢(CV:桐本拓哉)の名前を聞いたときだった。凄まじい形相になった猫猫を見て、付き合いの長い壬氏(CV:大塚剛央)さえ「あんな顔初めて見た。もう二度と見たくない」と言うほどのものだった。

 ネット上でも「めちゃくちゃゾッとした」「表情が目に焼きついて離れない」と反響が相次いでおり、同話は猫猫の表情が印象的な回となった。

 「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は3800万部を超える。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と美形の宦官・壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からは第2期が放送スタートしている。

(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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