松岡茉優、出演作の主題歌を“カラオケで歌えない”ワケ「泣いちゃったりする」
2025年2月23日(日)10時3分 マイナビニュース
俳優の松岡茉優が19日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。出演作の主題歌を「カラオケで歌えない」理由を打ち明けた。
○伊藤沙莉が「舞台でのお芝居が好き」と思う理由
映画やドラマで流れるサウンドトラックの話題になり、「(撮影中は)聴いたことがない」「ドラマを観て知る」と語った松岡と伊藤沙莉。NHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公を演じた伊藤は、「“とらつば”が初めて。さすがに1年あったから聴いたけど」と振り返りつつ、「だから、私は舞台でのお芝居が好き。舞台は流れるじゃん? 感情が持っていきやすいなってすごい思う」と語ると、松岡も、「その場の共感度合いというか。お客さんと受け取ってるものがあんまりブレない」と共感した。
また、作品に出演すると、サウンドトラックCDをもらうこともあるそうで、伊藤は、「結構ずっと聴いちゃう。自分のメンタル的に、歌詞がいらないっていうときがあって。基本クラシック聴いてるんだけど、サントラはそもそも感情とか作品に合わせて作ってくださってるから、“このときにこれ聴きたい!”が明確にある」と告白。松岡が、「それって、沙莉でいられるの? その音楽を聴いて」と疑問をぶつけると、「(役から)もう離れちゃってるからね」とあっけらかんと語った。
一方の松岡は、「私はいられない。だから、大好きな曲でもカラオケで歌えない。主題歌は」と吐露。「歌いたい歌はいっぱいあるけど、思い起こしがすごすぎて、集中できなくなっちゃう」「思い出して泣いちゃったりする」と役に戻ってしまうことを打ち明けると、伊藤は、「それはあるよ。戻りたいとか、楽しかったなとか、苦しかったなとか。でも、その感情にもう一回触れるのが楽しくない?」とキッパリ。松岡は、「強い子! あんたの強さの原因がわかった。私、触れたくないわ……」と驚いていた。
【編集部MEMO】
松岡茉優と伊藤沙莉が、2023年に芸能生活20周年を迎えた節目に、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』を同年10月からスタート。リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集し、気心の知れた二人がリスナーの気持ちに寄り添いながらプライベートに近い感覚で語り合う。隔週水曜日配信。