ビリー・ポーター演じる『シンデレラ』のフェアリーゴッドマザーは“ジェンダーレス”
2020年3月6日(金)13時20分 シネマカフェ
男性がフェアリーゴッドマザーを演じることについて、ビリーは「CBS News」に以下のように語った。「先週、セットで撮影していたときにピンときた。私が演じているフェアリーゴッドマザーって、なんて奥が深い役なんだろうって。現場のみんなはファブGって呼んでる」とビリー。「魔法にはジェンダーがない」ため、自分が演じるフェアリーゴッドマザーは「ジェンダーレス」と主張し、『Cinderella』が新しい世代の模範的なおとぎ話になっていくだろうと期待を膨らませた。
ビリーは昨年、同性愛を公言している黒人俳優で初のエミー賞主演男優賞を獲得。LGBTQのアクティビストでもある。『Cinderella』にジェンダーレスなフェアリーゴッドマザーが登場することに、「新しい世代は、(受け入れる)準備ができていると思う。子どもたちだって。こういう動きを鈍化させてるのは大人たちの方」と意見を述べた。
ケイ・キャノン監督作『Cinderella』は全米で2021年2月5日公開予定。