長澤まさみ、映画初共演の佐藤健は「カッコ良すぎて、こっちが恥ずかしく」
2024年3月7日(木)20時18分 シネマカフェ
本作で映画初共演を果たした佐藤さんと長澤さん。お互いの印象について、佐藤さんは「以前からとても素敵だと思っていましたが、まじめな話、今回の共演で、長澤さんがどれだけ魅力的なのか、いかに自分は知らなかったか思い知らされた。それほど本当に素敵な人」とあふれる賛辞。山田監督が「座長気質で、現場の空気を作ってくれる女優さん」と長澤さんを評すと、佐藤さんも「完全に空気を作ってくれました。“番長”のように、みんなを引っ張ってくれた」と感謝を示した。
また、「長澤さんから言わないで、と口止めされている」と前置きした上で、佐藤さんは「ある大事なシーンで、とても素敵なお芝居をしていたのに、ご本人は納得していなくて…。『家で練習したときは、もっとうまくできたのに』って言うんですよ。家で練習? 長澤まさみが! ってなりました」とストイックな姿勢も絶賛した。
一方の長澤さんは、以前のCM共演をふり返り、「カッコ良すぎてですね…。こっちが恥ずかしくなっちゃって、ちゃんとしゃべれなくて。印象というか、ちょっと付き合いづらい人なんじゃないかと(笑)」と本音。今回は恋人役ということで、しっかり関係性を築こうとしたと言い、「実際は思った以上にフランクで、本当にとっても“いい子”でした。過去(の印象)が塗り替えられました」と安どの表情を見せた。
さらに「サービス精神があり、プロデューサー気質で、作品への情熱もあって、私の不器用さに寄り添い、受け止めてくれる人」と全幅の信頼を置き、「また、お仕事したい」と再共演に意欲を見せた。
森さんは世界中を旅する役どころで、実際に、チェコのプラハ、アイスランドのレイキャビク、ボリビアのウユニなどでの撮影に参加。約3週間でトランジットも含め10か国を訪問し、「大役を任せていただき、ありがたいですが、壮大な旅過ぎて、つらかったです」とふり返り、「コロンビアで1回泣きました。お母さんに帰りたいって電話して」と回想。ともさかさんは、シングルマザーを演じ「私もシングルで、息子と過ごした時間が長いので、昔の自分がフラッシュバックして、不思議な経験でした」と話していた。
『四月になれば彼女は』は3月22日(金)より全国東宝系にて公開。