『ロングレッグス』マイカ・モンロー「一生忘れることはない」シリアルキラーとの初対面シーン
2025年3月11日(火)18時0分 シネマカフェ
『ロングレッグス』© MMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved.
スティーヴン・キング原作の『The Monkey』が2月21日に全米公開されたばかりの鬼才オズグッド・パーキンスが監督を務める本作。『イット・フォローズ』のマイカ・モンローが新人FBI捜査官リー・ハーカーを演じ、謎のシリアルキラー「ロングレッグス」による未解決の連続殺人事件を追うことになる。
この度解禁されたのは、主人公のリーが未解決事件に纏わる全ての謎を解き明かすため、ロングレッグスと一対一の尋問に挑む重要な場面だ。マイカ・モンローは、ロングレッグスの風貌を事前に知らされておらず、このシーンで初めてロングレッグスに扮したニコラス・ケイジと対面することになった。
マイカ・モンローが特殊メイクを施したケイジの前に座り、初めて彼を見た瞬間、あまりの衝撃の大きさゆえに、ブラウスの下に付けていたマイクが彼女の高鳴る心拍音を捉えてしまったという。
映像の中では、実際にマイカ・モンローの高鳴る心臓の音を聞くことができる。安静時のマイカ・モンローの心拍数が76なのに対し、このシーンで170まで急上昇したという。この数値は通常激しい運動をした時に出る心拍数である。
この時の撮影について、衝撃の初対面シーンは「一生忘れない」ほど衝撃的だったそうで、「オズは写真も何も見せてくれなかった。(ケイジが)数時間ヘアメイクの椅子に座っていたのは知っていたけど、それでも何もわからなかった!かなりシュールな体験で、一生忘れることはないと思う」と語るマイカ・モンロー。
また、オズグッド・パーキンス監督も「マイカは素晴らしい俳優で、あのファーストテイクでは彼女の中にたくさんの感情が渦巻いているのを感じた。期待と緊張、愛、恐怖、悲しみ、興奮。すべてがあった」と、マイカ・モンローの繊細な演技を絶賛している。
緊張感が高まるクライマックスに期待が寄せられるとともに、ファーストテイクで起きた2人の化学反応を切り取った貴重なメイキング映像となっている。
『ロングレッグス』は3月14日(金)より全国にて公開。