ネイモアの衣装についてデザイナーが語る『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』特別映像

2023年3月12日(日)14時0分 シネマカフェ

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』© 2023 MARVEL

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3月29日(水)にMovieNEXが発売される『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より、ボーナス・コンテンツが一部解禁された。




第95回アカデミー賞衣装デザイン賞を含む5部門ノミネートされ、受賞への期待が高まる本作。


MCU初登場となった海底王国タロカンの王ネイモアの衣装デザイン

MCU初登場となった海底王国タロカンの王ネイモアを演じたテノッチ・ウエルタ・メヒアは、「私はメキシコ人で、先住民の血が混じっています。だから、私にとって、この世界の一部になることは夢なんです。世界中の多くの子供たち、特にラテンアメリカの、最も強い先住民の遺産を持つ子供たちのために、表現するという意味で本当に重要なキャラクターを演じる機会なのです」と熱く語る。

この度解禁された映像では、王ネイモアの衣装デザインに関して、衣装デザイナーがこだわりのポイントについて明らかにしている。

衣装デザイナーのルース・カーターがネイモアの衣装について「ネイモアの衣装は伝統を反映している。多くの資料を調べた。玉座で身に着ける肩のマントや頭の飾りは後古典期のマヤの文化を参考にした。蛇もそう。必要に応じてコミックを参照したりもした。ネイモアのパンツとかね。ビーズを加えたりマヤっぽいデザインも加えたけど、基本はコミックに忠実にした」と、古代マヤ文化を参考にしつつも原作に忠実に作り上げたと語っている。


海底王国タロカンやネイモアのルックスにまつわるエピソード

ルース・カーターとそのチームは、タロカンにメソアメリカのインスピレーションを取り入れ、歴史学者と協力して、ルックスに信憑性を持たせるよう努めた。しかし、この映画で描かれる世界は、歴史的なマヤ文化とはかけ離れたものであることは言うまでもない。カーターは、海洋の専門家と相談しながら、タロカンの外見に深海の要素を取り入れたという。

ネイモアのコスチュームには、彼が重んじる伝統と王としての地位が反映されている。ヘッドドレスや手編みのマントには、たくさんの昆布が使われており、貝殻やビーズも使って、まるでタイムスリップしたかのようなルックスとなっている。

カーターは、「腕の下から肩にかけるドレープは、ローマ時代やギリシャ時代のものです」「マヤの時代に縛られているわけではないので、それで済んでいるのです。マヤの時代に縛られることなく、彼の物語を表現しているのです。彼は自分の人生とこの世界の成長の物語を持っているのです」と説明している。

また、ネイモアのヘアーについて、スタッフは「ネイモアのルックスの進化を見るため原作を研究しました。コミックで確立された彼の特徴的なヘアスタイルの四角い形を残しつつ、エッジの効いたモダンなルックにしたかったんです」と明らかにした。

本作のMovieNEXには、製作の舞台裏を追うメイキング映像のほか、シュリ役レティーシャ・ライトの可愛らしいミスや、ネイモア役のテノッチ・ウエルタ・メヒアが水中でおどける様子を収録した「NGシーン集」、惜しくも本編には採用されなかった貴重な「未公開シーン」など見ごたえのあるボーナス・コンテンツを収録している。

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は3月29日(水)よりMovieNEX発売。デジタル配信中(購入/レンタル)。

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