東京タワーが凍結? 『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』世界の名所が凍る衝撃の特別映像解禁

2024年3月21日(木)18時0分 クランクイン!

映画『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』より、史上最強のゴースト・ガラッカの襲来で東京タワーをはじめ世界各地の名所が凍結してしまう特別映像が解禁された。

 本作の監督・脚本を務めるのはギル・キーナン。製作・脚本は前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』監督・脚本のジェイソン・ライトマン。ゴーストバスターズの生みの親である故アイヴァン・ライトマン監督の息子であり、誰よりもゴーストバスターズを知り尽くす人物だ。前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』では新しい家族の在り方を描いて観客の涙を誘い、今作ではゴーストバスターズをまた新たな物語へと昇華させていく。

 新旧オールスターキャストも勢ぞろい。ポール・ラッドやマッケナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーンをはじめとする前作キャストはもちろん、80年代版の元祖ゴーストバスターズメンバーであるビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソンや、さらにひとクセもふたクセもありそうな新キャストたちも参戦する。

 特別映像では、本作でゴーストバスターズに立ちふさがる、恐怖ですべてを一瞬で凍結させてしまう”デス・チル”のパワーを持つシリーズ史上最強のゴースト・ガラッカが世界各地に出没して街を襲っていく。

 標的となったのは、東京、ロンドン、シドニー、ニューヨークの4都市。ガラッカ襲来の危機を警告するかのようにゴーストバスターズの愛車・ECTO‐1のサイレンが鳴り響くなか、それぞれの都市を代表するランドマークである、東京タワー(東京)、ロンドン橋(ロンドン)、ハーバーブリッジ(シドニー)、さらに本作の舞台であるニューヨークの街が突如として立ち込めていく暗雲の流れとともに、あっという間に氷漬けにされていく衝撃の瞬間を収めている。映像終盤には、元凶のラスボス・ガラッカも登場。ゴーストバスターズたちが立ち向かう様子が映し出されている。

 本当に凍ってしまっているかと勘違いするほどのリアリティーあふれる映像は本編さながらのクオリティー。本作の視覚効果部門を率いたエリック・ブレヴィグは「映画のクライマックスでは、マンハッタンのさまざまな場所が凍りつくという時間との闘いの中、ゴーストバスターズたちは試練に挑み、ガラッカを止めようと奮闘します」と予告。

 ガラッカにやられた者は完全に凍りつき、氷の結晶となって砕け散るが、ギル・キーナン監督は俳優が凍った体に触れ、それが砕け散るのを見せたかったという。それを実現するために、ブレヴィグは実写から着手し、特殊効果チームとタッグを組んだ。「私たちは俳優たちにそれぞれのキャラクターに扮してもらい、彼らをスキャンしました。何百台ものカメラで、さまざまな方向から同時に撮影したのです」と解説。「その情報によって、キャラクターの非常に正確なCGバージョンを作ることができました。CGバージョンに加え、我々の特殊効果チームもそれを使って実物大の彫刻を作り、その彫刻から氷の彫刻のようなものを作り、それを砕くのです」と、本編では最新の視覚効果に加え、実物の彫刻まで用意してよりリアルな氷の世界を再現していることを明かした。

 映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は、3月29日より全国公開。

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