青井実アナ、『イット!』前任・榎並アナの温かい言葉に安心　民放用語に戸惑いも

4月1日からリニューアルするフジテレビ系ニュース番組『Live News イット!』(平日版：毎週月〜金曜15:45〜)の記者発表会が22日、東京・台場の同局本社で行われ、メインキャスターの青井実アナと宮司愛海アナ、スペシャルキャスターのパトリック・ハーラン(パックン)が登壇した。
NHKを退局して新たな挑戦に臨む青井アナ。古巣への思いについて、「21年間勤めていましたので、愛着もありますので、ライバルというよりは、テレビだけでなくネットやラジオなどいろんなメデイアが展開されている中で、一緒に盛り上げていくことができたらなと思っています」と語る。
NHKでは裏の時間帯に新たなニュース番組が始まるが、「なかなか見ることができないので、ちょっと残念ですけど、私はフジテレビのほうで頑張るという意識でやっております」と述べると、パックンが「一つ確認していいですか? 民放に来ても受信料は払うんですか?」とぶっ込み、すかさず青井アナは「払いますよ! 皆さんも払いますからね!」と応えた。
フジテレビに来て、NHKとの違いを「打ち合わせからここ(記者発表会の舞台)に来るのが早いです。NHKはもう少し長い時間があったと思います」と実感。これに加え、宮司アナは「系列局の乗り降り(＝ローカル放送との切り替え)があるので、時間の“確定”と呼ばれるタイミングが何度もあります。この確定時刻をどう乗り切るかというのを、まずは頑張っていただきたいです」とアドバイスするも、「今何を言ってるのか分からないくらいの感覚です(笑)。“確定”というのを覚えればいいんですね?」と、まだ噛み砕けていない様子だった。
また、現在メインキャスターを務める榎並大二郎アナからバトンを受け継ぐことになるが、「一度メイクルームでたまたますれ違うことがあったんですけど、榎並さんは優しくお話ししてくださいまして、『4月からよろしくお願いしますね』と声をかけていただきました」とのこと。「すごく嫌がられていたらどうしよう…ってドキドキしてたんですけど、皆さんすごく温かいです」とチームの雰囲気を明かし、宮司アナは「加藤(綾子)さんから築き上げてきた『イット!』のDNAをきちんと受け継ぎながら、リニューアルに対しても新しく向き合っていきたいです」と意識を語った。